vol.37 映画『 躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像 』上映会 12/15(金)16(土)17(日)


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躍動する能楽師の、果てしなき冒険の旅。

東田シネマvol.37は、映画 『 躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像 』を上映します。

12/15(金) 10:30/13:00/15:30/18:00
12/16(土) 10:30/13:00/15:30/18:00
12/17(日) 10:30/13:00/15:30/18:00
*午前中10:30上映の際の、開場は、10:00です。

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方は、1000円です。
ご予約はこちら!会場お問合せ

そして、北方シネマへ!津村禮次郎さん来場予定!
日時:2018/01/05(金)18:30
会場:北九州市立大学北方キャンパス本館A101
(小倉南区 北九州モノレール:競馬場前駅そば)

そして、翌日、01/06(土)には、踊るワークショップ『能楽師 津村礼次郎と踊る』が開催されます。要予約。詳しくはこちら

70歳を超えてなお、

古典能だけではなく、新たな表現を求めて

異なる文化・人種・世代を軽やかに大胆に踏み越えていく

能楽師・津村禮次郎。


 日本に600年以上も伝わる伝統芸能「能」。このドキュメンタリー映画は能楽師・津村禮次郎(つむら・れいじろう)が、バレエやパントマイム、バリ舞踊など様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションを通じて、身体表現の可能性を大きく広げていく姿を5年に渡る長期取材と構成によって完成した作品である。

 70歳を迎えた能楽師・津村禮次郎。古希を祝う記念能が国立能楽堂で行なわれた。これをひとつの通過点とし、今後の更なる跳躍へと胸を躍らせる津村。バレエ、コンテンポラリーダンス、パントマイム、異境の芸能…、津村禮次郎は未知の世界に自分を投げ出した時、そこから何が自分の中から出てくるのか、という冒険を続けている。彼が初めて能に触れたのは19歳の時である。当時女流能楽師のパイオニア・津村紀三子の芸に強く惹かれ内弟子となり、以後、ひたすら古典能の研鑽に没頭し、40歳を過ぎたあたりから、精力的に独自の創作活動を行うようになった。様々なコラボレーションで発揮する津村の豊潤で力強い身体表現は、能という芸能に対する、長い間の厳しい修行と鍛錬に裏打ちされたものである。

 津村の飽くなき創造へのチャレンジ、異なる表現への好奇心。そして、その場を共有する人達とのしなやかなやり取りは、表現に関わる人間だけではなく、今の時代、異なる文化、人種、宗教を持つ人同士がとるべきコミュニケーションのあり方にも大きな示唆を与えてくれるであろう。

公式サイトより

スタッフ
監督・撮影・編集:三宅流
出演:津村禮次郎、小㞍健太、酒井はな、森山開次、平原慎太郎、小野寺修二、Ni Wayan Sekariani ほか
音楽:石田匡志
整音:種子田郷
撮影協力:与那覇政之
編集助手・予告編:上原拓治
タイトル・クレジットデザイン:成瀬慧
制作助手・英語字幕:細谷由依子
写真提供:森田拾史郎、桜沢哲夫
宣伝美術:成瀬慧
協力:緑泉会 スタジオ・アーキタンツ オフィス・ルウ カンパニー・デラシネラ 
佐渡観光協会 小金井薪能実行委員会 一橋観世会 セルリアンタワー・能楽堂 
国立能楽堂 喜多六平太記念能楽堂 せんだい演劇工房10-BOX 高橋泰裕 
利尻麒麟獅子舞保存会 小池博史ブリッジプロジェクト 熊野本宮大社 
熊野鬼城太鼓 古澤巌 石田一志 ふじたあさや
プロデューサー:加瀬修一、田村昌裕
製作:究竟フィルム KUKKYO FILMS、contrail、株式会社アースゲート
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
配給:究竟フィルム KUKKYO FILMS 配給協力・宣伝:contrail

HD/110分/カラー/2015年/日本 ©究竟フィルム KUKKYO FILMS