映画の感想! vol.37 『踊る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像 』

*映画の内容に関する記述があります!まだご覧になっていない方はご注意を*


映画『 
踊る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像

2017 年12月15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間に映画『 踊る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像 』上映会を開催しました。アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。

18歳~39歳

私は大学2年生です。14年間空手をし、ジャズダンスをしています。身体表現に興味があり、研究を行いたいと思っています。全てのコラボ作品すばらしかったです。その中でも、バリの伝統舞踊のコラボ作品/「HAGOROMO」の2作品が、私の中での名作になりました。(女性)

伝統芸能だけでなく様々な表現者とのコラボレーションを、70過ぎてなお挑戦し続ける姿に心打たれます。日蓮宗に修行に入られた際の、自分を見つめ直すという概念は自分の中にはなく、やってみたら何が出てくるか生まれるかということが知りたかった、というようなことばがあったのを思い出し、まさに人生においてずっとその姿勢を貫いてこられたのだなと、観終わった時に強く伝わって(感じ)ました。個人的には中也の詩をモチーフにした平原さんとの作品とバリの伝統舞踊とのコラボ作品を実際に生でみてみたいと思いました。そしてこのような方が、この八幡出身というのもおどろきです。5日は予定があり北方シネマに行けず、ご本人にお会いできないのが残念です。(女性)

能は古典芸能で遠いものと感じていたが、今日この映画を観て、日々進化し、現代人にも近い芸術になっていたのだと感じた。機会があれば一度観てみたいと思う。小金井にはとても興味があった。

伝統を守りつつ、ダンサーとの共演など新しいことにも積極的に取り組む柔軟性が素晴らしいと思いました。学生さんの指導を続けているところも素敵だと思います。津村さんのお人柄の良さがよく表れている作品でした。(女性)

40歳~59歳

とても良かったです。能といろいろなジャンルとのコラボ、すばらしかったです。もっと早く情報いただければ、広報の協力ができたのですが。この種の芸術文化的な映画については情報提供ください。

こちらの上映会のことは本作品で初めて知りました。素晴らしい上映ラインアップですね。ご活動、ありがとうございます。今後共、メッセージ、文化のある作品の上映を楽しみにしております。

リズムに反応しない体と津村さんが言われていたのが印象に残った。反応しないのではなく聴いているはず。これは全くぶれていなくて動じてない軸があるということだと理解した。「自分の中から何が出てくるか」を楽しんでいるという言葉も印象に残った。人は、自分の中の可能性がどれだけ出てきて、どう動いていけるかが、自分にとっても課題でもある。津村さんから深い共鳴を受けた。ありがとうございました。

新しい事に挑戦され、そして、能を普及されていることに驚きました。新しい発見、知らない事を多く学べ、心が豊かになっていきます。ありがとうございます。

日本文化の可能性が無限に広がると思いました。若い世代にもぜひ伝えたい。

「省みるのではなく、新たに出て来るモノ」の言葉にこれからも旅人で在り続ける方だと思った。人前で何かを表現する者にとって、この映画の、そして津村禮次郎氏の精神性は心にとどめ続けなければならないと深く感じた。今年の仕舞いの東田シネマで、今年の最後にふさわしい作品を拝見できて幸いである。感謝。(男性)

もの創りに関わる者として見るべき作品に出会えて感謝です。(男性)

常にチャレンジしつづける津村氏の姿に感動しました。なぜタイトルが「旅人」なのか?気になっていました。旅することは空間の移動のみならず、異なるモノ、コト、人たちとクロスオーバーすることだと考えると、分野を問わず様々な方たちと創作しつづける津村氏の姿は、まさにタイトルの云うとおり「旅人」だなと思いました。いい作品でした。ありがとうございました。(男性)


まず、ベテランの能楽師が、型のない(違う)ジャンルを学ぼうとできることに尊敬を覚えます。柔軟な心と好奇心が、若々しさと魅力の理由と思いました。若い方たちやバリ島のガムラン奏者や踊り手と楽しそうに、対等につくり合っているのが印象的でした。バリの風景(雨や、お供え物づくりの手つき)がきれいでした。(女性)

大学のとき、別の大学の能楽部で縁あって一橋大学と共同で会を開いてました。先生、お元気そうですね。(男性)

クリエーションと舞台の構成でとてもおもしろく見ました。北九州芸術劇場や、枝光アイアンシアターで公演されたダンサーの皆さんも登場して更に楽しく見ました。(女性)

私自身、ラテンバンドのVoをしていまして、表現者として能楽師の津村さんの自由で可能性が無限だということを、この映画から教えていただけたような気がします!いくつになっても自由に挑戦し続ける生き方にとても勇気をいただけました!とても素晴らしい映画でした!(女性)

これまで観てきた様々なドキュメンタリー映画の中で、最も出来の悪い映画でした。(男性)

知ることのできない文化にふれることができて良かったです。幕間のシンギングボールは、温かい。

60歳以上

興味深く観ました!大変おもしろかったです。(女性)

能楽者としてよりも表現する肉体を持つ者が、旅をしながら生きてる様は好感を持ちました。津村禮次郎師は、どこへ行くんでしょうか。多分生涯尽きるまで「明日はどこへ行くんだ」という生き方でしょうね。

「能」というのは古典の世界と思い込んでいましたが、こんなに多様な変化できるものなのかと驚きました。「モリガミ」でしたか...あれは圧巻。ケイコの場面から一変、色彩豊かな衣装も見事で、音・踊りー舞・色と楽しみました。すごい人生を歩んでいる方がいるものだと、うらやましくもありました。

津村禮次郎が伝えたかったことが少しわかった。生きることは大事ですね。有難うございました。

津村さんの新しいものを創り出そうと言う意欲に感銘を受けました。また、津村さんと若いダンサー達の動きがとても美しかった。良いものを見せてもらいました。

能楽師津村禮次郎の踊りに対する思いが伝わって来た、良い映画でした。芸を極める姿が、よく出ていると思いました。

たいへん感動しました。八幡東区から、すばらしい芸術家が生まれている事を誇りに思います。ありがとうございました。

能のドキュメントに津村禮次郎氏のすごさ、すばらしかったと思います。

大変おもしろかった。能の世界の探求する前向きな姿勢に好感もてました。

いろんな人達と「コラボ」を演っていて、すごく「エネルギッシュ」な方だと思いました。

文化は、国境をこえて時代をこえてコミュニケーションできる素晴らしさ。改めて日本の国の芸術、能を子どもたちに伝え、我々も守り続けることの重要さ、能の芸術としての価値を再確認しました。素晴らしい活動に頭が下がります。精神的・体力的若さにほれぼれしました。勇気を頂きました。ありがとうございました。

スゴい!津村禮次郎!ダンス・演劇・海外バリ舞踊とのコラボ‼︎"能の可能性"のあくなき追求‼︎津村さんの鬼気迫るパフォーマンスと、その合間の弾けるばかりの笑顔。瞬間、瞬間を楽しく真剣に生きている姿に感動しました。

夕方のNHKのニュースでもよいから、流していただけたらと思います。よかった。

今回初めての参加です。上映リストの13石川文洋を旅する・36フリーダ・カーロの遺品等は見たかった作品です。北方シネマも知りましたので、これからがたのしみです。能に興味があり、津村紀三子の伝記を読みました。禮次郎が養子であることは知っていましたが、今回それに対する考え等が判り参考になりました。ダンサー・パントマイム等との協同作業が大変おもしろく良かったです。ありがとうございました。

興味深く観させていただきました。途中ハウリングが気になる箇所がありました。音楽のアイデア(終わってからの)は良いと思います。

能という伝統芸能はなかなか観る機会がないので面白かった。観ていて、そういえば亡くなった父がうたいをやっていたのを思い出しました。父の世代では身近だったのかも。

ジャワとのコラボが楽しかった。(女性)

いくつになっても努力!努力!努力!感動しました。ありがとうございました。

八幡高校出身の方というので、地元の方がたくさん見に来られるのかなと思ったのに、意外に少なくてびっくりしました。能は好きですが(高校時代に謡を少し)なかなか触れる機会が少ないので、この映画を見て、又直ぐに見る機会を作りたいと願っています。(女性)

PR期間も短く、年末でもあり浸透が今一つ図れなかった。照る日、曇る日、いろ、いろ。人生も。「能」?(男性)

とても楽しい、美しい映画でした。(女性)

大変感動的でした。(男性)


友人が能をやっているので一緒についてきてと言われ、あまり乗り気ではありませんでしたが、昨日陣山市民センターで始めて勉強したばかりで、津村禮次郎、西日本新聞で知り、今日上映を観、すばらしく感動しました。(女性)

縁あって能を鑑賞し、昨日陣山市民センターで初謡曲させて頂き、本日当館にて躍る旅人の映画があるとの由で来館し感動しました。津村氏との映画の出会い、引き込まれました。来年1月6日参加し、素晴らしい出会いができますように。(女性)

同級生として頑張っている姿に感動、新しい事に挑戦

素晴らしいドキュメンタリー映画でした。(男性)

同期生の津村さんを改めて尊敬する。新しいものに次々と取り組む姿は同年生まれとは思えない若々しさ、エネルギー。私は少しはみならわなくてはと思う。時々、同期会でお会いする彼とは全く別人のようだ。ただ長すぎた。もう少し短くできなかったか、例えば練習の時間(特にバリ)が長すぎた。(女性)

自分の知らない世界でした。地元出身の方が、こんな世界で活躍されているのに感動しました。次回の作品も是非、伺いたいと思います。(女性)

能の登場人物は異界のモノということ以外何の知識もなく、観させて頂きました。身体表現は面白い。バリの人と舞台を作る過程も興味深い。彼の地も亡くなった人々と生きている場所だから、理解しやすかったのか。津村氏は「言葉は身体をこえる所がある」と言ったと思う。身体表現者としては、面白い。コミュニケーション能力が高い人だ(人たらし)。(男性)

初めての体験で感動しました。(女性)

早めに上映されるものを知りたいのですが、パソコンが無いのでチラシに頼るしかありません。気をつけておきます。(女性)

感動しました。特に「石橋」は平成元年、彼が48歳の時にこの地八幡で舞った事があります。久しぶり今日のドキュメントで見て、又感動致しました。平成30年1月6日に彼の歓迎会を私達同期で開催しますが楽しみが増えました。(男性)

津村さんの創作意欲には年を感じさせないパワーが伝わってきます。すごい。(女性)

年齢未記入

見に来て良かったです。津村さんの魅力を存分に感じました。70才でいろいろなことにチャレンジする精神がすばらしいです。

たくさんの舞台を一度に観られた気がしました。舞台づくりの参考になります。

圧倒的なエネルギー、存在感。十数年仕舞の稽古をしている者として、よい刺激になりました。

見ごたえのある映画でした。自分の生活とは、かけはなれた事です。

年齢を感じさせない、そのエネルギッシュな生き方に感動しました。本当にいい映画でした。

私より何歳も年上なのに私よりもアクティブで驚きました。色々な試みをいつまでも続けているところは、すごく前向きで素晴らしい姿勢だと思いました。

ものすごく面白かったです。自由とはこういうことかと思いました。


素晴らしいの一言。

大変、良かったです。

公民館で、このチラシで初めて東田シネマの事を知り、行きたくて無理やりに友達をひっぱって来たけれども、来て良かったです。又、機会があったらぜひ来ます。

面白かったです。今まで知らない人でした。


能を見る機会を頂きありがとうございました。

映画を通じて新しい文化の力がカラダの中でもえています。ありがとうございました。


見にきてよかったです。津村さんの魅力を存分に感じました。70歳でいろんなことをにチャレンジする精神がすばらしいです。

日本一流プロの姿勢に感動しました。


津村さんのいくつになっても芸に対するあくなき挑戦と熱意にはただただ感心するばかりでした。古典と現代の舞踊とのコラボ、本当にビックリ、しかしうまくかみ合っていました。又若い人達への熱心な指導、これからも頑張って下さい。

禮次郎氏の能に対する奥深い追求に感銘を受けました。更なる新境地を開いて欲しいと思う。

最初に思っていたよりはるかに素晴らしいものでした。津村さんの能というより人間性に魅了されました。そしてファンになりました。お元気でご活躍を期待して、又お目にかかる日を楽しみにしています。

すばらしかったです。

日本一流プロの姿勢に感動しました。

たくさんの舞台を一度に観られた気がしました。舞台づくりの参考になります。(女性)

素晴らしい作品でした。

とてもよかったです。ひきこまれていました。お能は機会があればみていますが、あまりチャンスなく、残念に思っていました。お能とダンスのコラボレーション、大変興味深くみれました。

能ってこんなにきれいなのだと再認識!人はすばらしい。私もがんばりたいと思いました。ありがとうございました。

以前から予告編を観ていて、とても気になっていました。津村さんが素敵で。古希を過ぎてもつきないバイタリティと新たな事への挑戦する姿は素晴らしかったです。前々から佐渡へ行ってみたかったですが、いつか能を見に行くことがあれば、見に行きたいと思います。来月の北方シネマに津村さんがいらっしゃるということで、今回先に見ましたが、なた来月も見に行けたら、と思っています。いつも興味をかきたててくれる映画ばかりで、うれしい限りです。時間が許す限り、また来たいです。

能役者がこんなに自在に、世代、異文化、外国等の枠を飛び越えて、あらたな挑戦をしていることにおどろきました。津村さんの柔軟な体と精神におどろきました。日本人でさえ難解な能ですが、魅力をたくさんかんじました。


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