vol.48 映画『 沈黙の春を生きて 』上映会 11/23(金)24(土)25(日)


公式サイト

いまだ癒えぬ枯葉剤の傷痕・・・ベトナム、アメリカ


東田シネマvol.48は、映画 『 沈黙の春を生きて 』を上映します。

11/23(金)10:30/13:00/15:30/18:00
11/24(土)10:30/13:00/15:30/18:00
11/25(日)10:30/13:00/15:30/18:00

12/07(金)18:30北方シネマへ

予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方は、1000円です。

1962年にレイチェルカーソンが著した『沈黙の春』は・・・


1962年にレイチェル・カーソンが著した『沈黙の春』は、当時隆盛を誇った農薬の危険性を予言し、DDTが禁止されるきっかけとなった。

一方、その頃ベトナムでは、ジャングルにひそむゲリラの隠れ場所をなくすため、米軍による枯葉剤散布がはじまった。枯葉剤は農薬と同じ成分を持つが、人体や自然環境に多大な影響を及ぼす、猛毒のダイオキシンが含まれていた。

当時のアメリカ政府が「人体に影響がなく、土壌も1年で回復する」と説明していた枯葉剤は400万人のベトナム人に直接散布され、その被害は戦後35年を経たいまも続く。当時ベトナムに駐留していた米軍兵士も枯葉剤を浴び、帰還兵の多くがいまだにその影響に苦しんでいる。被害は彼らの子供や孫の世代にまで及ぶ。

帰還兵の娘、ヘザーは片足と指が欠損して生まれた。父の戦場であったベトナムを訪ねたヘザーは、両国の被害者が繋がっていくことの大切さに気づく。

本作は、枯葉剤の刻印を背負ったベトナム・アメリカ、双方の子供たちの困難と勇気を描き、レイチェル・カーソンの予言的言葉に再び耳をかたむけることの大切さを訴える。

公式サイトより抜粋

企画・監督:坂田雅子
製作:山上哲太郎
編集:ジャン・ユンカーマン
ナレーション:加藤登紀子
撮影:ビル・メガロス 山田武典 坂田雅子 ロバート・シーモン
整音 :小川武
音楽:グエン・タイン・トゥン 難波正司

2011/87分/ドキュメンタリー/HDVカラー/日本語・英語・ベトナム語