映画の感想! vol.50 『 おクジラさま ふたつの正義の物語 』

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映画の内容に関する記述があります!まだ映画をご覧になっていない方はご注意を。
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2019年01月25日(金)、26日(土)、27日(日)に開催された上映会にお集まりいただいた皆様、ありがとうございました。また、アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。ここにアンケートに記載された皆様の声を掲載いたします。

18歳以下  


特にありません。

18歳~39歳


クジラについての映画でしたが、現在世界中で起こっている紛争や対立についても考えさせられる映画でした。お互いの文化、考えを理解し合う為には、まずは事実を正しく知ることが大切だと思います。今後、クジラに関する映画や本があれば、もっと知りたいと思いました。


とっても面白かったです。もっとたくさんの人たちに見てほしいです。映画の中で、日本人の7割ぐらいは捕鯨に同意するだろうが、一年間で食べるクジラの量はハム1枚ほど、これって不思議じゃありませんか、という話がとっても印象的でした。このことは、今の日本人の食を支える営みに従事している人と、消費している人が隔絶しているかを。インターネットが普及した消費社会では、農の営みに関わる人々尊い、大切にすることこそ必要ではないかと思います。


ジャーナリストの方が東京で会っていた年配のイルカ保護の女性と別のジャーナリストの方との会話が1番この映画の中で共感できる意見だったし、私がこの捕鯨問題を見ていて感じていることを言葉にしてくれていてストンときた。結局は、1度海外からの声は置いといて、日本内でもっと議論が必要なんだと思う。


会場がやや暑かったです。ドキュメンタリー映画を見にきたのは初めてでした。興味深かったです。また来たいです。


話には聞いていた問題ですが、その実体を知る機会がなかったので、今回この映画を通して少しでも様々な視点で見ることができ考えるよい機会になりました。


捕鯨問題について一方的にシーシェパードのことを批判的にみていましたが、日本側の問題(クジラの肉がおいしくないから買わない、高い値段で世界に売る)など知って、ちがう視点で理解ができてよかったです。一方的に「伝統だから」と感情的になるのはよくないと思いました。


多くの日本人、海外の人に見られるとよいと思います。


ある問題について、片方の意見だけを見て加担することの恐ろしさ、愚かさが分かった。映画のチラシのキャッチコピーにあるように、正義の反対は悪ではなく、もう一つの正義であるということがよく分かった。どうか、太地町という小さな町と長い歴史が、一方的な意見に踏みにじられて失われてしまうようなことがないように祈っています。

40歳~59歳


ザコーブ以降、イルカ漁の議論は、こわいように感じていたが、この映画を見て、ホッとしたように感じた。短期間にはげしく人々の感情が動いたのだろうか、双方がイルカを通して当事者であり、互いに信じるものが違ったが、激しく考えさせられ、未来に向かって動きだせた気がした。


色々な事を考えさせられる映画でした。捕鯨について、鯨を食べる文化、日本人や日本の組織は世界に情報を発信する事が下手であること、過疎の地方、生計のたてかた、など。

とても、考えさせられました。もっと、もっと、編集時間が足りなかったのでは・・・と思うくらい、難しい問題ですね。本も買いました。いろいろと、改めて考えてみたいと思います。


生命に対するリスペクトを追求することが問題解決につながると信じている。クジラ・イルカの問題に留まらず・・・。水銀について、もう少し知りたいですね。


昨年、このドキュメンタリーの事を知り、見たいと思っており、また日本のIWC脱会に合わせて上映をできた事で良かったです。


初めてでしたが、大変興味深い内容でした。次回以降も観に来たいと思います。


2つの正義、世界の未来に向かって、人類や動物、生物にとって、どうあるべきかを考えさせられました。決して太地町だけの問題ではないことです。それから発信力の弱い日本人として反省してしまいました。どんどん日本からも発信しなくては、、。


どちらの言い分も正義だと思いますが、一方的に意見を押しつけ、屈服させようとするのが、見ていて腹立たしく思いました。独自の食文化や背景にある歴史を もっと理解し、他国の文化を批判する前に、自分の国の中に正すべき習慣がないか見返すのも大切だと思います。アメリカだって野生馬の虐殺とかやってるよね、とか思いました。


価値観の違いと思い込み、生活の風習など、考えさせられる映画でした。マスメディアで発信されることのこわさとその責任、今の時代は気をつけていくことが、個人も必要だと感じました。ありがとうございます。


鯨は食べ物?


情報発信力の差というものを簡単に考えてはいけないと痛感した。国内での十分な議論の場をどう作っていくのかも難しい問題だと思った。

映画に出てきた関係者、組織、それぞれと親しくなって「本音」を聴きたい。「本音」はこの映画ででさえ見えにくい。皆、言い分と言えない部分があると思う。それはこの問題に限ったことではない。しかし、太地の問題がこれほど複雑とは知らなかった。製作に関わった方々に感謝。上映して下さった方々にも感謝。「最後の環境問題」と言われる電磁波に関する映画があれば、と思う。5G,6G,7G、IoT、…、日本も世界も大変な危機となること必至。

捕鯨の問題を多面的な眼でとらえられていて、色々と考えさせられた。天草でイルカウォッチングをしたことがある。水銀…ということは初めて耳にした。水俣の水銀だろうか?まさかイルカが水銀に…、というのはかなりショックだった。自分は高校まで水俣の近くの出水市(鹿児島県)で育ったので。

正しさというものは。


非常に興味深い映画でした。学校の教員をやっているのですが、生徒と一緒に見たいと思いました。



国際的な環境や動物保存の中で、日本のおかれている立場の難しさを実感しました。時代とともに変わらなければいけないコトを、いろいろ考えさせられました。


小さな町が、外から突然かき乱された感が強い。ネットでの「炎上」ってやつに近い?食・水銀の問題は、やはりそうなるか、と思った。一番、迷惑な存在なのは、自然を壊す人間なのではないだろうか。


ジェイさんの公平な意見に救われる気がします。やはり、文化としては捕鯨は守りたいと思います。国際社会に対して納得できる答えが、日本として提示できていないとも感じました。良い映画をありがとうございました。ずっと上映活動を続けられていてすばらしいと思います。また、うかがいます。


相手を、物事を、理解しようという観点をもってみようとしなければ、調和することは難しいと思われた。日本人の特性、また現社会のSNSを通してのやり取り、それぞれに良いところはあるが、しっかり多方面から考える力をもたないと批判にしかならないと思った。このクジラの問題について、私は何とも言えないが、現実このことでいろいろ議論されていることを、両方の立場で考えるきっかけにはなるかと思う。ありがとうございました。


「コ―ヴ」は一方的でセンセーショナルな映像と内容ばかりで、とても納得できるものではありませんでした。「おクジラさま」は、あらゆる立場と考えを持つ人が多数出ていたので、多角的に見られ、中でも中立的な立場の外国人の方の考えや分析はとても興味深かったです。ドキュメンタリーらしい、中身のある、内容の濃い映画でした。ありがとうございました。


今日はありがとうございました。最後の所で住民の方が、「普段の生活をさせて!」というようなことを言われていました。映画に出てきた方たちのその後を見たときに、「固執というか、執着するのはよくないな」と思いました。ものごとは、きっとうまくいくわけで、太地の町の方の漁が今も行われているのなら、それが「いいすがた」なのではないかと思いました。いろいろ考えさせられましたが、自分を反省することができる映画でした。


おクジラさまの映画はとても考えさせられる映画だと思いました。それぞれの立場からとらえていますが、何がいい悪いではなく、クジラを通して、いのち、生き方、いろんな想いが、私自身も思いました。今、原点に立ち戻り、もう一度考えていく時だなと思います。ありがとうございました。


20年くらい前に、元水族館だったか元動物園関係者だったかの方から、鯨ベーコンは食べない方がいい、というのは聞いたことがあります。「鯨」と書かれていても実は鯨ではなく、イルカのヒレだったか脂肪層か何かで、有害物質(物質名は覚えていませんがカドミウムとか水銀とかPCBとか、そういった物質だったと思います)に高濃度に汚染されているから、という理由でした。脂肪層に有害物質がたまるからイルカ自身は元気で健康でいられる(←脳などに被害がいかない)ということでしたが、ベーコンだけでなく、赤肉も汚染されているということを知り、ちょっと驚きでした。ただし、福島原発の汚染水の関係で今は私は太平洋の魚介類はできるだけ食べないようにしています。バイオテクノロジー等の発達で、近い将来はクジラ、イルカのDNAを元に、原子や分子を組み合わせて本物と同じ肉が人工的に作れるようになればいいなと思いました。それまでは養殖ができればいいのにと思いました。



私の中で、何かはっきりした想いが持てた訳ではないのですが、「正しいとは」「何を大切に思い、何を守るのか」という事には、考えさせられました。そして、みんな生きているんだな、というのが最後の感想です。忙しい日常では忘れてしまっている部分も刺激していただけたありがたい時間でした。


いろいろ考えさせられた。イルカ肉が安くてびっくりした。すべてに字幕があるといいな!ネコがかわいかったです。


ものすごく面白かったです。最初は太地町の側に寄り過ぎだと思っていたけど、太地町の不当に負担がかかっているという視点が明らかになってくると、とても納得できました。あと、ユーモアの視点があるのもすばらしい。タイトルだけがちょっと不満です。


命を頂いて生きている私たち、国や文化がちがってもそれは同じです。今日、映画を観て、どうすれば解決できるのかはこたえが出ませんが、心のどこかで、考え続けていきたいと思いました。ありがとうございました。


先日、太地町にも行って来ました(←ジェイさんもおられました)。ジェイさんの「この町こそ絶滅に近い」というセリフに納得です。”自分の意見をうまく発信できない”これは、日本人にとってけっこう課題だなーと、クジラとはちがう点ではあるけれど思いました。


「文化」と一言ではおわらない、それは全てのことに通ずることです。ポイントだけで判断するのではなく、lineできちんと把握し(知り)理解してから。個人:個人、それができれば、いじめ、戦争もなくなるんじゃないかナ。まずは1番近くの夫に歩みよってみます(笑)。ありがとうございました。


太地町の漁師の生活が心配。水族館に売れなくなり、収入が減っただろう。

世界的に知られる環境NGOの一つシーシェパードの人らの和歌山県太地町内の行為は、非常に問題があると思います。その地の漁師さんたちのイルカ+クジラの追い込み漁は生きるためにしているのであって、外国の人からうらみをかうようなことはしていないはずです。水俣など公害を行った場合は告発されるべきですが、住民をおびやかすようなことは何もしていないですよね。シーシェパードの人からとやかく言われるすじあいがないのではないのでしょうか?文句があるなら行かなかったらいいじゃないかと思います。

60歳以上


はじめてきく和歌山の太地町。イルカ、クジラ問題の何たるかをあまりにも知られていない。知らなかったことに気づかされました。


極力、中立の立場で映画を製作されたことが伺える作品でした。これは個人的な意見なのですが、日本人はもっと積極的に世界の人に意見を発信させてゆくべきだと思っています。


他国が、“日本の食文化”についてとやかく言うのはおかしいと思う。色々といってはいるが、それらの国ができる以前より日本は動物性たんぱく質として食しているのである。もう少し早く退会すべきだったと思います。君らは、牛、ブタ、羊、カンガルーを食しているではないか?自分達はよいのか、草食のみで生活しているのか!日本だけに言わないで何でも食する“中国”犬を好んで食す“韓国”には言わないのか!それぞれの国の食文化があるではないか、聖人君子づらをしないでくれ!何でも自分だけが正しいと思うなかれ。調査捕鯨船になぜ攻撃をするのか。“テロ”ではないか。日本は何も言わないし、行動もしないので、調子に乗っている。日本も早く“ハキハキ”と自国の意見をいうべきである。八方美人ではよくない。⇒⇒⇒以上は、映画の始まる前に書いたものです。「シーシェパード」がイルカがダメ!と云うのならば全世界の「水族館」に行ってとりやめる様に運動すべきでは、日本だけに云うのではなく~。


なかなか文化の違いを埋めるむずかしさがあらわされた映画だった。


確かに私の幼い頃は、牛肉や豚肉などが流通が少なく、肉と云えば鯨の肉が主流だった。自分自身を振り返ればこの何十年も鯨肉を食べていないのです。これから鯨食の文化が広がるとも思えません。捕鯨しても需要がどうか疑問が残ります。色々と考えさせられる映画でした。


日本がIWCを脱退し捕鯨を開始するニュースを聞くにつけ、考えるとともに頭の整理中です。


人間が生きるということは、他を犠牲にすることに違いはないと思える。狩猟民族と農耕民族でもその内容は異なる。たしかにいろいろなことがわかってきて、高度だからだというのなら、それはあまりに人間中心である。世界は協力して前進しなくてはならないが、「イルカ、クジラ」についてはもっと考えなくてはならない。命をいただくという視点に立っているのは、やはり西洋より日本。それは宗教のせいもあるというように、ベースからのものもある。双方の理解しかない。皮肉にも世界的汚染により、生体濃縮により大型のものには水銀が含まれる。それは事実なのに国はキチンと明らかにしていない。視野広くよい映画でした。

小さなクジラがイルカと知らなかった。国の対応がよく見えなかった。


子どもの頃毎日のようにクジラのベーコンを食べていました。いつ頃から「捕鯨」について「議論」されはじめたのでしょうか。

鯨について別の視点からとったもので、興味深かった。「コーヴ」と対照的だった。


心の躍るようなテーマではありませんでしたが、多方面からの取材と、何とか心が通う同じ人間としての理解をしたいと思う外国人留学生と現地人の交流が最後に見られ、考え方の異なる人と理解し合う難しさとあたりまえの姿が描き出されているように感じて見終えました。鯨食文化に限れば無理やり続ける意味はなく、漁の時の引き取り価格では船の油代さえ出ない状態ではないかと思われます。「伝統文化を守る」と主張する人を冷た目で見る私がいますが、太地町の方をエスキモーのように考えれば、文化の一環として残す道はあっても、彼ら自身の生活や食事の変化でいずれ消えてしまうのかもしれないとも思えます。ただ、イルカが多く集まる海域で環境や資源を生かして町をどう生き残らせるかを考えると、町長さんの構想が実現できればと思います。イルカ体内の残留水銀等イルカの生存数の増減等、科学的調査こ基づいた議論であるべき所が感情論で左右される状況は変えていってほしいと願います。


IWCのタイムリーなテーマで、両方の意見を知りたかった。 学者や□□の気持ちも理解できます。原発と一緒で縮小のタイミングと思う。IWC脱退は論外と思います。


数年前に水族館がイルカの購入について云々という記事を読んだ覚えがあるが、シーシェパードが関係していたのかとびっくり。アメリカのジャーナリストが言っていたように食文化、伝統の食い違いというより、世界に発信する力の差が問題のような気がする。それにしても太地町みたいな所にあんなに大勢のシーシェパードが追いかけていたとは!イルカ漁の是非以前にお気の毒…としかいえない。


昔、下関水族館は山の上にクジラの形をしたクジラ館がありました。小学生の時は講堂で捕鯨(船)のドキュメンタリー映画を見ました。学校給食や家庭でたぶん一生分の鯨肉を食べたからか数十年鯨肉は食べてないし、特別食べたいとも思わないまま映画を見ました。まず「咬み合ってないなあ~」←双方の立場の方々、で右翼の方が(特に最近)マトモに見えてしまいました(笑)。でもイルカを擬人化して奴隷とゆーのもすごく気持ち悪かったし、伝統でも少子高齢化で人口減少していくなかで廃れていくものだと思います。ましてや水銀、PCB汚染となると、そちらが先決だとも思うのですが・・・。それにしても昨年の突然の「商業捕鯨再開」には腰を抜かしました。時間が限られているので思いつくまま支離滅裂乱筆乱文でごめんなさい。


正義って何だろう?と考えさせられた。登場人物たちは何で対立していたんだろう?食べないのに捕鯨賛成?絶滅の危機なのにうなぎを平気で食べるし、世界中で戦争を起しているのに、イルカ鯨の方が可哀想?守るべきものは何なのか?結局、自分が傷つかないから正義をふりかざせるのかな。ん?そもそも捕鯨反対は正義だったのかな?


限りある資源を安全、安心して継続的に利用し保護することは大切だ。太地町の人達の生活を守り、生きていく方策を考えずに一方的に「いるか漁」を中止せよと言うのはおかしい。


「コーブ」以降の状況がわかってよかった。太地町が「くじらの町」として「くじら」の研究拠点ともなっていくのは、いいと思う。


くじら・イルカは好きだ。見ることも食べることも。日本は世界への発信力が無さすぎる。


日本人はくじらを食べましょう。太地の人たち頑張れ。伝統はいつまでも。


 

小さな村におこった大変なでき事でも大きな問題でもあり、自分が当事者だったらどうだろうと考えさせられた。食文化の伝統でもあり、長い歴史の中で命をつないできた文化でもあり、中々難しい問題だと思った。


価値観や生き方が ぶつかり合った時、それを どう折り合いをつけていくのか、今からますます問われていくことになると思います。対立したまま要求し合っても難しいことだけは よくわかります。太地町の人たちの当面していることは、これから起きるであろう いろいろなぶつかり合いに、ヒントを与えてくれると思いました。


まず映像作品として、この重いテーマを、明るい色調の映像で、どちらに偏るでもなく、淡々と、しかししっかり情報を伝えて問題提起していることに感心した。次に、作品を観ての感想だが、私はこの手の情報はかなり持っているつもりであったが(…実際、私の周囲にこの話を知る人はいない…)、圧倒的に情報不足であったということだ。特に、国や都道府県レベルでの動きがこんなにあっているとは、正直ビックリした。そして日本の情報発信力の低さには言葉がなかった。この作品は確かにひとつの町の、ひとつの問題を描いているようでありながら、色々考えさせられた。この作品に描かれている人々は、誰もが必死だ。懸命に生きている。それなのに何故こんなにすれ違うのだろう?何故歩み寄れないのだろう?何故違いにばかり目が行き、共通項を探ろうとしないのだろう?何故?何故?何故?…。そしてその疑問は、現在の社会、それも世界規模で広がりつつある。おかしなナショナリズムを考えさせるものでもあった。救いは、その間に立って何とか双方を認め合わせようとする人の存在であった。同じ人間である。国も文化も生活も違えば完全に理解し合うことは、非常に難しいと思う。だが、お互いを知れば、少なくとも(…仕方なしではあっても…)納得はできると思うのだが・・・。最後に、今月も良い作品を観させていただいた。東田シネマのスタッフの皆さん、ありがとうございました。


ずい分前にこの映画のこと(?)を新聞か雑誌で見た様な気がします。やっと見られたという感じです。しかし、「こういうタイトルだったかな」という気がしています。しかし、この映画なんでしょう。IWC脱退のニュースの後でタイムリーでしたね。全世界の海に、かなりの数がいるであろう鯨を一頭も獲ってはならぬ、という西欧の原理主義が話をややこしくしていると思います。鯨食文化も我々の世代で終わりになると思うが、今や日本人はマックやケンタッキーの方を好むので、もはや鯨食は日本の文化ではないよねというような世代が作った映画だと思いました。正直言って期待外れです。

クジラを巡るドキュメントでしたが、イルカも見ることができ、この点は可愛らしかったです。


IWCからの脱退のこともあり、どう考えたらいのかと思っていたので、是非鑑賞したいと参りました。また、どちらが正しくて、一方が間違っているという単純な構図ではないという制作意図は、大事な視点だと思います。


本当に難しい問題です。二つの正義の衝突です。でも、圧倒的にシーシェパードの情報量が多い。ジェイさんのように、太地町に移住して町の状況や日本の伝統文化に熟知した方がふえて欲しい。その人達に中立の立場での意見表明や情報発信をして頂きたい。マグロ漁にしても種の保存を考えてのぞんでいる。イルカ・クジラ漁もしかりである。太地の内海でクジラを飼育して、世界からの研究者を集めるというのは、良いアイディアだなと思いました。「400年続く太地の、あるいは日本の伝統文化だから、他国は口出すな!!」と問答無用の態度では、解決はできない。私にもわかりませんが、この問題への関心を持ち続けたいです。


何で外国人が太地町の捕鯨を問題にして反対するのか、理解できない。もっと世界には声を出して反対しなければならない案件が多くあるのに。日本人は、こんな弱い者いじめをする人は余りいないと思うが…。


クジラを食べないのは嫌いだからではなく、市場に出なくなったから。絶滅の心配がないのなら捕っても良いと思う。


浪曲師の映画の有無を。


太地だけの問題ではなく、日本人は主張ができない、引きすぎだと思う。もっともっと発信すべき。そこまでいってない、と思える、他の政治的問題…ネ!


大変良かったです。クジラで生活している人がいるとは知りませんでした。

ネットで世界は小さくなった。AIで集計が楽になった。多数決が正しい。それぞれがけんめいに生きているはずなのに、争いはなくならないのはなぜ?


雪のふる寒い冬に、たくさんの人が、映画を観に来てくれた。継続は力なりを感じます。50回が更に回数を重ね500回……迄頑張ってください。微力ながらお役に立てれば幸福です。今日もありがとう。いい映画を!!


生き物に感謝していただきたいと思いました。


ビハインド・ザ・コーヴよりも得るものが多くありました。それはジェイ氏の存在が大きいかな?太地の人たちは、グローバル化とマスコミに悪者にされたのでは?クジラの研究拠点、いいですね。これからに期待します。


限りある資源を安全、安心して継続的に利用し保護することは大切だ。太地町の人達の生活を守り、生きていく方策を考えずに一方的に「いるか漁」を中止せよと言うのはおかしい。


たいへん面白く見ました。伝統、文化等の違いや、現在のマスコミのあり方等、深く考える機会となりました。


欧米は、クジラ、イルカが増えすぎて漁獲量が減ったら、平気でクジラ、イルカを殺すんでしょう。


太地のイルカ漁は成立しなくなるのではないか、漁師の生活をどう守るのか?日本はIWCを脱会、日本はどこへ向かうのか、クジラだけではなく、国が目指すものが見えない、解らない


なぜ、クジラとイルカだけが…??他の動物や、動物園、水族館の生き物とどう違うの?と思いました。


それぞれの生き残りをかけた闘い。町がなくなるのも、痛■!その後が気がかり。


いい映画でした。“見ないとわからない”と言うことばでなく、今からも考えていきたい。「“メディア”の使い方がうまくない」ということが出てきましたが、その事も考えたいです。


日本人の外国への主張が出来る人材が欲しい、メディアへの対応?


生活習慣、考え方など、立場の違いはカンタンには統一できないし、そのまま、多様な考え方がある。何事も話し合って理解し合うことでしか、もの事は治まらないと思う。


鯨やイルカ、シャチは、年30万頭が船との衝突、プラスチックの誤食、漁網の絡まりなどで死んでいる。その点も対応が必要では!世界の家畜や養殖は、抗生物質漬けであり、抗生物質の使用量の80%を占めるといわれ、しかも超耐性菌、さらには、どのような抗生物質も効かない多剤耐性菌すら発生している。クジラ、イルカは抗生物質漬けだろうか?家畜のエサは、多量な量が農作物として作られている。もしこれが直接食べられればキガはもっとへるのでは?一方面からの正義は、正しい正義とはならない事を、よく理解できる映画でした!クジラの研究所は良い案だと思います。大賛成。

年齢未記入


映像をヒントに、自分なりに本当の幸福を考えて行きたいと感じました。


人間の生は「ほかの命を頂く」ことで存在する。生き物を殺して食す。子どもの頃、動物を自らの手で殺したこともある。現代人は動物をさばくところを目にしないで、生きている。経験しないにしても、見学されることが必要ではないか。きれいな海に大量の血液が流れ、血に染まる光景も人が生きている一面である。事実を子どものころから、学ばせる必要があるのではないか。


太地町のことが、少しわかった。


矛盾。くじらを食べる人へっているのに、とることは続ける、あのくだりは突き刺さった。もっともっと深く考えないといけないと感じた。


くじらの問題について理解が深まり、とても良かった。


ザ・コーヴを観た後は、あまり新鮮さを感じない内容だった。


鯨類は哺乳類なのだから、クジラ漁ではなくクジラ猟としたら。漁師ではなく猟師としたら。これ、作為的な誤用?一考すべき問題では。


おとなしく、礼節正しい日本人と、なりふりかまわない肉食人たち。歩み寄り、表現することのにが手な日本の対応は、今の世の中ではやはりマズかった。私は食べてもいいと思う。


大学の講義の一環で観に来たが、また更に考えさせられることがあった。水銀の問題は、講義では取り上げられなかったため、他にも課題があったことを知ることができた。




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