<映画の感想!まとめ>
映画『花の億土へ』ホームページ/予告編/東田シネマvol.10記事はこちら!
2015年9月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間、第十回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。
また、皆様からいただいた様々なご意見に関してはこちらにまとめてあります。
あわせてご覧ください。
* 意外にも生命力あふれた石牟礼さんにおあいすることができました。いろいろ深く考えたり、希望を持ってみたり、感動しました。(女性)
映画『花の億土へ』ホームページ/予告編/東田シネマvol.10記事はこちら!
2015年9月25日(金)、26日(土)、27日(日)の3日間、第十回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。
また、皆様からいただいた様々なご意見に関してはこちらにまとめてあります。
あわせてご覧ください。
感想 映画『花と億土へ』
* 意外にも生命力あふれた石牟礼さんにおあいすることができました。いろいろ深く考えたり、希望を持ってみたり、感動しました。(女性)
* 想いが強すぎて、言葉が出ません、あしからず(夫妻)
* 難しかった。何か重い石を飲み込んでグッときています。祈り、許し、現代文明の醜さと浄化等、ともかく無事に何も知らずに育ってきた私が、この映画に出会ったことが縁です。(女性)
* 来世は高原の花になりたいと言われた日本画を描かれる、ある老人のことを思いだしました。その方はお一人暮らしでした。その方にそれじゃ高原の風になって訪問します・・・と別れたことを思いだしました。ありがとうございました。
* 映像の美しさ、音楽のメッセ―ジ性、圧倒的な迫力でした。一人の女性が問い続けた深い意味をかみしめていきたいです。
* もう20年以上前にNHKのテレビ番組でみた水俣病胎児性患者さんたちのことが、ずっと心に残っていて、時々調べたり、今年7月から再び勉強をし始めました。石牟礼道子さんの著書もいくつか読ませて頂きました。私の5歳ぐらい年上の胎児性の方々のことを忘れられないのは、自分がかかっていたかもという想いです。水俣に住んでいたわけではありませんが、私が生まれた頃は、カネミ油症、サリドマイド、とあった頃です。少しでも寄り添えられたらと思います。
* 生命の尊厳を石牟礼哲学で語り継ぐ、実に重々しい作品であった。石牟礼氏が語りをもう少し減らし、ナレーションで■めた方が・・・。(男性)
* 石牟礼道子さんの心からの叫びをほんの少し、少しだけ感じ取れたようです。私の浅い人生観でもってしても。静かだけどゆるぎない信念に根付いた語り口と水俣や天草の海と山の自然は生命の尊さと人間(生あるもの)の尊厳を強く訴えていた。
* 本日2015年9月25日上映された石牟礼道子氏のドキュメンタリー映画をみせていただいてわかった事は、私たち1億2000万人の日本国民は近代から現代にいたる150年の間国家の政府に振り回され続けていたということがわかりました。国の勝手な部分で水俣の美しさ海や山を汚したという事は怒りを感じます。私には何もできませんが、こういった情報は集めていただきたいと思います。(男性)
* 石牟礼さんは素晴らしかったが、映像と音楽が仰々しすぎて集中できなかったのが残念。(女性)
* 祈り(女性)
* なんと美しい映像でしょうか。それ故に心に深く沁み込んでいきました。これは石牟礼さんの日本のすべての人に対する遺言なのだと思います。“花あかり”―――あまりに哀しくそして美しい。 素晴らしい企画をありがとうございました。今後の表現活動に大きく意義をもたらしてくれたと確信しています。(女性)
* 美しい映像の中で、人間の業,つみの深さがより鮮明に浮かび上げられていた。水俣も東北もカネミも・・・災害も、全部1本の線上にあることを強く感じた。石牟礼さんのことばは深い・・・私はそこまで考えられない。でも未来に生きる私の子、まご生きとし生けるものすべてにとって平和な地球であってほしいと思った。日本は今創成の時。(女性)
* ここでの映画を見るたび、自分の中の生きる芯のようなものが育っていくことがうれしいです。(女性)
* 自然、大地を心から大切にしている人、石牟礼さんの生き方に感動しました。その地球を破壊に追い込んでいる今の社会―日本―資本主義体制に対する怒りを改めて認識しました。お金一礼拝ではなく、自然と人を大切にする社会を作りましょう。安保法制、集団的自衛権は許せません!ガンバリましょう!(女性)
* 春に東田シネマさんの事を初めて知りました。春日市からなので近くはありませんが、また、観たい映画があれば足を運びたいと思います。石牟礼さんの作品は恥ずかしながら、まともに読んだことがなかったのですが、TV新聞でのご様子にいつも心打たれています。私達も少しでもお気持ちを受け継いでいくべきですね。
* ことばをよくききとれないこともあるのに、言いたいことがきちんと伝わってくる不思議な映画でした。水俣病の巨大なインパクトをあらためて感じました。(男性)
* 何も言えない不思議な世界でした。人類への警告なのでしょうか。人類の傲慢、罪は“絶滅”に向かい“創世”を迎えるのか。犠牲と祈りが必要である。神様はいらっしゃるのだろうか。“人類”を“生類の一部”ととらえ直して、連帯して生きる。美しい地球を意識して守るということが必要なのかもしれないと思いました。(女性)
* 青い花、火、祈りが心に残りました。
* 演出の方の思い入れの強い映像を長々と見せられた気がします。芸術作品にしたいという意図があったのでしょうが、違う切り口の作品にする方法もあったおではと思いました。(女性)
* 重いけれど現実的な深いテーマでした。
* 映像を付けなくても充分メッセージは伝わっている。何故映像を?(男性)
* 今までドキュメンタリー映画が上映されているのを知りませんでした。
* 映像は期待通り。(男性)
* 美しい映像と音楽 石牟礼さんのやわらかいお声と言葉々々、深く心に届きました(女性)
* 石牟礼さんの思いがつまった言葉がたくさん聞こえました。(女性)
* 今回なぜ石牟礼さんの顔・声を聞きたかったかというと福島のエコツアーに参加して6号線沿いを走り海辺を見て言葉もなく帰郷したからです。みなまたがあったのになぜ又、同じことが繰りかえされているのか?希望はあるのかという思いです。私は何をすればいいのかという混乱の中にあります。
* 全編作家の語りで試行しているが、長時間すぎてあきがくる。
* 人類は破滅と同時に再生に向かう。(男性)
* 混とんとした今の世相は石牟礼さんが言っておられた解体し再生への道のりをすすんでいるのではないか、まさにそう思いました。あらためて偉大な文学者、詩人ですね。悶えて加勢する!!心に響きました。テレビでの放映を切望します。
* 新聞で読んで初めて参加しました。又よい作品があったときは観たいと思いました。(女性)
* 石牟礼さんの深い想いが伝わってきました。むずかしい所もありましたが、祈ることの大切さや生きものすべて、ぎせいのもとに成り立っていることなど考えさせられました。(女性)
* 石牟礼さんの言葉一つ一つを聞きのがさない様にと夢中で見ました。とても感動しました。弱者の視点で常に弱者の立場でメッセージを発する石牟礼さん、どうかこれからも私達に心に響く言葉を与えて下さい。 素晴らしい企画をありがとうございました。
* 全編火と水の話。 流れる水は燃える火となる。石牟礼道子さんの語りは、あの患者さん二人のことば「わたしはチッソを許します。憎むことは・・・」と重なっていく。当事者でないのに、苦しむ人々のそばで、その苦しみを受けとめ、受け入れ、共に苦しんだからこそ、あの静かな語りが生まれたのだと思う。人を苦しめるのが同じ人であると、東日本津波原発大震災の捗らぬ復興を、放射能水の汚染を知るたびに思う。(女性)
* ありがとうございました。このような映画は映画館では見ることが出来ないので有難いです。(女性)
* 石牟礼道子さんという方は人間の奥深く源をよく考える方と思います。しかし、希望をすてないところがすごいと思います。
* 語りの部分→スクリーンに小さく出たら更に理解が深まったのではないか?(男性)
* うちのめされ、うちくだかれまして、これからいかに生くべきか 、根源的■に向い合わねばならないとの思いです。(男性)
* 音楽、映像がすばらしかった。文学的な作品だと思ったけれど、科学の進行と共に世の中が豊かになった半面マイナスの部分も考えなくては、子や孫に負の遺産をひきつぐことになってはならない。
* 重い課題を頂きました。小さな花が“花明かり” ステキです。
* 毎回良質なドキュメントをありがとうございます。すごい作品ですね!びっくりしました。風景の映像と音楽(音効)。石牟礼さんのインタビューと文字、ナレーションすごいです。(男性)
* 改めて世の中(世界・地球)が大変なことになっているんだと確認しました。生類として何ができるか。解決することは難しいけれど、日々心掛けておくこと、気を付けておくことは決して大変なことではない。せめてそのくらいは自分の出来ることとして、行動しておかなくては、石牟礼さんの言わんとすること、最後まで映画を見て、やっと心に身体に刻み込まれた気がします。
* 一人の人として生きていくことへの謙虚さと、美しさを考えさせられました。(女性)
* 石牟礼さんの思いが散文的に語られており、作品を読んでみたくなった。(女性)
* 石牟礼さんの見える世界の深さ私の想像を当然ではあるがはるかにこえまた深さと高さを感じた。水俣には何度も行きました。“憎むことをやめる、ゆるす”憎むことに疲れた患者の叫びであろう。“生類”という言葉に感動した!!(女性)
* 初めてでしたがたいへん考えさせられました。良かったです。(男性)
* ちょっと難しい映画でしたが勉強になる点が多かったです。(男性)
* 文学的作品はあまりないので今回はいろんな意味、生と生命を宿る物たちの調和の大切さを知りました。(女性)
* 映像の美しさ、特に空・海・山・草花の自然と石牟礼さんの語り口がコラボしてとっても良かったです。石牟礼さんは水俣病の作家と思っていましたが、今回の映画はギセイ者のための祈り、多方面に視点が広がり、特にダムにしずんだ村から出てきたハカ、それが残夢童女とかかれていたというのは印象的だった。文明との引きかえに自然がこわされていく気がしました。(女性)
* 静かですが、強いメッセージと感じることが出来ました。人間の原点を問い直す、生き方をみつめなおす作品でした。(女性)
* ひと言ひと言が心に響きました。上映をたいへん有りがたく思いました。
* この7月に父が他界しました。最期の日の前日に筆談をしましたが、その時に乱れる字であっちこっちを行き来しながらさまざまなことを書いてくれました。その時の事を思い出させる映画でした。詩は“言霊”というそうで3.11以来言葉を失ってしまったという思いが強かったですが、失われてしまった言葉や風景の中にあったものを考えてくらしていきたいと思い続けています。この映画の中にもたくさの失われた言葉が出てきてイメージしながらみていました。「希望」はあると信じたいです。よい映画をありがとうございました。(女性)
* 中々難しい内容の映画でした。インタビュー集を映像化する必要があるかなと思ったりしました。
* すべてのものに命を見る石牟礼さん。映像、音楽ともよいものでした。
* 石牟礼さんも思いは伝わりました。映像もきれいでしたが、もう少し整理したほうが良いのではないかと思いました。人類に希望を持ちたいです。(女性)
* 愚行に気づかない人間、気づいても是正しない人間、経済至上主義がこのような結果をもたらせています。まさに行政府がその通り。足尾銅山から始まり原発問題、すべて同じです。
* 絶滅と再生、今、私は人類は絶滅して何億年も眠って再生するしか 地球が壊れていくと思っていました。石牟礼さんの壮大な世界に魅せられました。(女性)
* 自然をとらえた映像展開に見とれました。石牟礼さんの言葉の重みは追いつけない。(女性)
* モノクロ映像 静かな音楽心に残ります。美しい海と光とは裏腹に、人が成してきた罪それは今も続いていることいどうしようもない怒りを感じずにはいられません。人間の性なのでしょうか。(女性)
* 人を恨むことは自分の心にも体にも悪いから、憎むのはやめて許します、という言葉にじんとしました。鹿児島本線から見る不知火海は本当に美しくて竜宮城ってあるなと思ったことを思い出しました。
* 長い期間のインタビューから構成された為でしょう、話が広い範囲に広がって、語りだけで作られた作品は私にとってはやや難しく、疲れました。 (女性)
* いつもお世話になっています。上映を期待しています。(女性)
* 石牟礼さんの世界観を知りたくて来ました。日本人の失った感性を持っていらっしゃり、表現できる方なんですね。ちなみに私はS26年生まれ。18歳(S45年)まで水俣で育ちました。今でも年に1回ほどお墓参りに行きます。(母は石牟礼さんと同じ年で元気です。)
* 石牟礼さんの気持ちがよく表された作品でした。大変感じ入りました。地球と人類のあり方としても考えさせられました。(男性)
* 自分の今をどうしようと思いながら見ることが出来ました。人ごとではない自分の生き方をどうしようかと考えながら、とても心が癒され楽しめました。希望を失ってはいないけど生きることが本当に大変だとしみじみ思うこの頃です。人の苦しみが、生きる炎のように大事にされる世を自分も作っている一員と思えました。(女性)
* 物質文明の終局に立ち向かうという思いがあり、その不安の一つ一つを石牟礼女史つむぎだす珠玉の言葉をかみしめました。(現実洞察) 与えられた今日に至る人間の尊さ弱さを自分の中に刻む日々の努力の不足がもどかしく思われて、又自分の思いの限界が悲しい。東田シネマの広報の拡充を強く望みます。
* 土着からくるものと深い信仰からのような石牟礼さんの思想を感じ、現在の社会への自分自身の思いを改めて考えさせられました。
* 先ず感銘を受けました。あまりにも大きなテーマ(宇宙、森羅万象、人間)を一語ずつ解りやすくつなぎ乍らまとめていかれる力に感服でした。彼岸の花、雷鳴、能の■雑など心を高揚させてゆく製作の素晴らしさ、ふと現代の卑弥呼ではないかと、錯覚しました。ありがとうございました。(女性)
* 石牟礼道子さんの文学世界に音楽映像によるオマージュを捧げたものと感じた。ぜひテキストを読んでみたい。(女性)
* 石牟礼さんの魂のメッセージに触れることができたような心に残ることばかりが多く、今一度著作を読み返したくなりました。今、創世紀と思いたいもの。貴重な機会をありがとうございました。(女性)
* 人の生と死を感じた良い作品でした。(男性)
* 全編に美しい風景が素晴らしかった。石牟礼さんの本を読んだこともない、このことこそ慌ただしい現代暮らす価値観のせい、個人が力を出さないと大きな流れに負ける。 (女性)
* 犠牲の上に生かされている。人身御供、いけにえ、人柱(水俣・東日本・・・)現代の巫女石牟礼さんのメッセージを聞いて、謙遜であろうと思う。(女性)
* 石牟礼さんの肉声が聞けて良かったです。お元気そうで良かったです。自分の生、生命というものを大きな大きなスケールで感じて考えていきたいと思いました。「日本人が試されている」まさにその通り、創世紀の前ということもずっしりときました。いつも貴重な映画の上映ありがとうございます。(女性)
* 石牟礼さんの考える社会や環境、人間のあり方に深く心を動かされました。
* 非常に難しい内容であった。地球環境をここまで考えていることに感心した次第である。物欲の世の中で考えさせられた映画であったと思う。
* 彼女なりの希望の見出し方が描かれていて良かった。(女性)
* 恐ろしく重くそして美しい映画でした。石牟礼さんのメッセージ受け取りました。(女性)
* “良心”にかかっている様々な“サビ”をすこしおとしていただいた様な・・・。苦海浄土から半世紀以上たつのですね。(男性)
<当ブログに掲載されている文章の無断転載はご遠慮ください>