撮影から35年。
幻の記録映画が蘇る。
足尾、谷中、北海道佐呂間、
鉱毒に追われた人々の人生が、風景が。
公式ホームページ東田シネマvol.22は、映画『 鉱毒悲歌 』を上映します。
09/23(金) 13:30/15:45/18:00
09/24(土) 13:30/15:45/18:00
09/25(日) 13:30/15:45/18:00
料金:前売り一般1000円(当日一般1200円)、大学・高校生500円
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足尾鉱毒事件「幻の記録映画」完成
明治44(1911)年に北海道佐呂間へ移住していった旧谷中村農民の孫子を追って、あるいはそれ以前に那須へ移住していった農民を追って、彼等の苦難の道をフィルムは記録する。渡良瀬川の上流、足尾銅山で、煙害で消 滅した松木村農民の話、雲竜寺に佇む坑夫の墓、住職が語る強制連行の話。銅山閉山後も続く珪肺病患者の闘い。さらに渡良瀬川下流、谷中村の芦原に佇む旧谷 中村の墓地、その遺跡を守ろうとする人たちの活動、葦刈り権を巡る旧谷中村村民と周辺農民の争い、さらに津軽海峡を渡り、北海道佐呂間に移住していった農 民とその子孫の苦闘の姿を、カメラは淡々と追い続ける。
最後まで田中正造と行動をともにした島田宗三さんのインタビューは大変貴重な記録になっている。島田さんが語る田中正造からは、谷中村農民に優しく思いを寄せる姿勢が伝わってくる。
公式ホームページより
蘇る「鉱毒悲歌」制作委員会:
谷 博之/猪瀬建造/野添嘉久 山崎守邦/岸 博明/石川征子
撮影スタッフ:宮島義勇/趙 根在/中村和夫
ナレーター:辻萬長
録音:櫂の会
資料提供:下野新聞
協力:谷中村強制破壊を考える会/谷中村遺跡を守る会
1974年~1979年ごろまでの制作参加者:
相ケ瀬好郎/宇塚昭二/柳田幸恵/滝田香代子/谷 博之
蘇る『鉱毒悲歌』制作委員会:
小川修二(㈱歩行社)/鎌田泰二・鎌田篤子(和紙あかりアート和灯屋)/坂本道子(㈲アートセンターサカモト)/武井貴志(㈱テイクス設計事務所)/戸崎嘉博(㈱プロテック)
日本/ドキュメンタリー/1983年=2014年/カラー・モノクロ/103分