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埋葬されていた衣服を紐といたとき、
画家と写真家の人生が交差し、
再生への旅が始まる
東田シネマvol.36は、映画 『 フリーダ カーロの遺品 石内都、織るように 』を上映します。
11/24(金) 10:30/13:00/15:30/18:00
11/25(土) 10:30/13:00/15:30/18:00
11/26(日) 10:30/13:00/15:30/18:00
*午前中10:30上映の際の、開場は、10:00です。
予約一般1000円/当日一般1200円
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方は、1000円です。
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そして、北方シネマへ!
この作品は、12/01(金)18:30より北方シネマで上映されます!会場は、小倉南区北方の北九州市立大学北方キャンパス、本館A101です。北九州モノレール:競馬場前駅のそばです。
原色のメキシコ
時代を越え、接点する。
ブルーハウスでの、
50年の約束。
死後50年を経て姿を現したフリーダ・カーロの遺品。写真家・石内都のまなざしは、画家であった“ひとりの女性”の姿を写しだす。時空を超えて2人の女性が交差する、「記録」と「記憶」を巡るドキュメンタリー。メキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロ。シュルレアリズムの作家としてヨーロッパでも評価されただけでなく、身体の不自由やメキシコ近代化の荒波に翻弄されつつも、ひとりの女性として力強く生きたその人生は、現在でも世界中の人々の共感を呼んでいる。
2004年。死後50年を経て、彼女の遺品が封印を解かれた。2012年、メキシコ人のキュレーターの発案によりその遺品を撮影するプロジェクトが立ち上がり、依頼を受けたのが世界的な写真家・石内都。メキシコシティにあるフリーダ・カーロ博物館《青の家》を訪れた石内の前に、フリーダのアイデンティティを支えた伝統衣装やアクセサリー、絶え間ない身体の痛みを想起させるコルセットや医薬品等、膨大な数の遺品が一つ一つ並べられていく。それは喜びや誇りとともに様々な“痛み”を抱えながらフリーダが生きていた証であると同時に、彼女の記憶をも内包しているようだった。生きることそのものを描き続けた画家、フリーダ・カーロ。彼女の遺品を見つめ、撮影した石内都の写真には何が写ったのだろうか。
本作では、石内都の3週間に渡る撮影過程に密着取材。写真家が遺品を見つめ、これまでのイメージから解き放つようなフリーダ・カーロ像を、写真として発見していく過程を丹念に映像に収めた。監督は『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』で、国内外で高く評価された小谷忠典。石内都の創作過程を追いながら、遺品の背後に広がる、メキシコの風土、引き継がれる伝統、現在を生きる女性たちの姿をも捉えた。フリーダ・カーロが生きていた証とそれらを写し取った写真が、時間と場所を越えて旅をする、“記録と記憶”を巡るドキュメンタリーがここに誕生する。
公式サイトより
スタッフ紹介
出演:石内都
監督:小谷忠典
プロデューサー:大澤一生
コ・プロデューサー:植山英美
アソシエイトプロデューサー:光成菜穂
撮影:小谷忠典
編集:秦岳志
録音:藤野和幸 磯部鉄平
整音:小川武
音楽:磯端伸一
撮影助手:伊藤華織
制作:眞鍋弥生
配給:ノンデライコ
2015/日本/ドキュメンタリー/89分