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2017 年09月22日(金)、23日(土)、24日(日)の3日間に映画『 スケッチ・オブ・ミャーク 』上映会を開催しました。アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。

18歳~39歳


若い世代に歌いついで残してほしい文化だと感じました。歌声がとても心地よいドキュメンタリーでした。(女性)

貴重な神事の映像が見られたこともよかったですが、平和への願いが愛が、神に祈ること、日常にある昔の宮古の人々の暮らしがとても心にひびき、うらやましく感じました。おばあの二人のシーン、とても印象的でした。(女性)
画面も大きく音響も良くて満足です。遅れてすいませんでした。知らないだけで、宮古にはいろんな音楽があったんだなと思いました。苦しいこと、悲しいことがあっても、人生を精一杯楽しむんだ!という気持ちを強く感じました。どんなにつらくても歌(唄)をうたって、唄があったからこそ、生きてこられたんだなあと思いました。ありがとうございました。(女性)

何かうまくまだ言葉になりませんが、宮古島の神事が女性によって脈々と引き継がれていることとそれを担う人の選び方とか、唄として語られている(唄にのせて)それぞれの時代のその地に暮らす人々の、思いや生活を通して垣間見える歴史が、口伝という形で継がれていることとか、途絶えつつある状況と、全国的に時代とともにうすまってきている地域のコミュニティとか、沖縄の歴史とか、自然や先祖や神なるもの、畏敬の念とか、色々感じました。
上映ありがとうございました。以前より、うたが好きで、自然と体がゆれ動き出す感覚、大切にしていこうと思います。最近特にうたや音のチカラを感じます。昔から大切にされてきたこと、自分なりに感じとったこと、発信していきます。(女性)

同じ九州でありながら独特の文化・風習があり、宮古島のことを少し知ることができました。一度この目で見てみたいと思います。(男性)
非常に心に残りました。この現代の中、島として後世に受け継げなければならない大切なものを、島中の民が一丸となっている姿に心打たれました。(男性)

40歳~59歳


宮古には行った事がないので、行きたくなりました。神事も、宮古は、自然の中にという理念があるのかなと思います。これを継承していく人がいないのも、残念でなりません。(女性)
とても良い映画を知って、観られた事に感謝します。悲しい時、つらい時でも、いつも神様と共に生きていたのだなあと。それを唄にして生きているのは、大きな存在が常にあるからしっかり生きていこうという力強さ、人間らしさを感じる。次世代に繋いでいかなければ!!(女性)

ずいぶん昔に竹富島へ行った事がある。民宿で寝っ転がってると窓辺のハイビスカスが、青空に揺れていて、どこかから三線と共に歌が聴こえてきて、「あ~、神の島って実在するのだな~」とオリオンビールにほろ酔い気味に思った。今回この映画を拝見し、そんな思いに浸った。そんな豊な島唄も、今や。(男性)
圧倒的な唄の素晴らしさ!久保田真琴さんは、サンディーさんをプロデュースしてワールドミュージックとロック、ポップスを融合した音楽つくりをしていた方と淡く記憶していたが、今回、とても素晴らしい仕事を残されたと思った。商業主義とは正反対の世界、純粋に神をうやまい続ける人間にこそアートはやどるのだと実感した。(女性)

ここちよかったです。伝統文化はどうやって遺すべきかを考えさせられました。(男性)
宮古島には行ったことがありますが、別な表情をみることができて良かったです。おばあたちの、唄っている時の生き生きした姿が印象的でした。伝統を受け継ぐ人たちがいてほしいけど、むずかしいでしょうね。残念です。

感動しました。他のドキュメンタリー映画もみたいと思います。(男性)
観光地としてしか見ていなかった宮古で今でも神事が続いてることに驚きました。確かに伝統があるって うらやましい。けれど神事と続けることの難しさも改めて考えさせられました。(女性)

とてもいい作品でした。少し落ち込んでいたので、いたのか、気分が上がりました。ありがとうございました。(男性)
ゆったりとリズムのある時間がとても良かった。

信仰が歌の中で生き続け、きびしい生活を歌に支えられて生きてきた人々の映像・歌声は、心にひびく良い作品でした。
歌と一緒に生きてこられた宮古島の文化を、これからも次の世代にも受け継いでいって欲しいと思いました。(女性)

残念ですが、疲れて暗くなってからスヤスヤと眠っていました。(女性)
今回二度目の東田シネマでした。今回の作品もとても良かったです。『まなぶ』も見たかった作品です。東田シネマのセレクトがとても好みです。また訪れたいと思います。宮古の歴史に触れられ良かったです。(女性)

60歳以上


自然と神様への感謝へと、今私たちが忘れていたものをたいせつにしてきた人々のやさしさに心打たれました。東北の長持ち歌や萩刈り唄にも通じる音楽だと思いました。やさしい気持ちになりました。ありがとうございました。
唄と人と歴史が生きている。

良い映画でした。残したい物が沢山ありますね。(男性)
貴重なフィルムをありがとうございます。(女性)

ほかで観たのかもしれません(一部は)。何しろ寄る年波という奴で…。唄や踊りは人類の原点にあるものと思いますが、自分にはその両方とも遠いものです。ただ、画面を見ながら涙が流れてとまらなかったことを喜んでいます。ありがとうございました。(男性)
宮古島では神と唄と生きることが一体となっているのがよくわかった。(男性)

沖縄には本島、八重山に計40回くらい行きました。八重山は竹富島が主ですが、本島とはひと味違った雰囲気を感じます。この映画では、その八重山の雰囲気をしっかり感じさせてくれました。生活には厳しい環境であったはずですが、各島は“神の島”として連綿と引き継がれてきたのが、この神唄、生活唄、労働唄であるように思う。(男性)
知らなかったことが、このようにドキュメントとしてまとめて下さって知ることができてありがたいです。受け継ぐ人がいることを願い、雄太君を応援します。(女性)

唄の力を強く感じた素晴らしい映画であった。
伝統の大切さ、人とのつながり、今一番大切にしなくてはならない事を知りました。(女性)

人、神、唄、海、山、風…。一寸難しい映画だった。女房の郷の八月踊りの唄を思い出した。亡くなった義父母や親戚のおじさんおばさんの姿と重なって見た。唄は生きる力なんだ!と思った。(男性)
お世話ありがとうございます。(男性)

言葉がわかりにくいので、疲れました。
歌うことで神様を呼ぶことが出来ると宮古の方々は信じています。北九州にもさわやかな神様の風がふくといいなあ―――!ありがとうございました。

私たちの日常で忘れているというのか、なくしているような人々とのつながりのゆるやかなあたたかさを感じました。
後半から涙が止まりません~!魂に届くすばらしい映画上映して下さった事感謝します。お世話して下さる方ありがとうございます。(女性)

ヤマトが失ってしまったけど、全く知らない世界ではない。神と人と歌の一体となった、なつかしい様なおとぎ話の様な美しい世界でした。(男性)
宮古島の昔の苦しかったことなど、歌にたくして耐えてきたであろうこと、少しは想像できました。(男性)

宮古島・沖縄の厳しい生活の日々の中から生まれた、心の叫びの唄を聴かせて頂き、おじいおばあ達、神への祈り、自然と共存して生きていく有り様を教わる想いでした。(女性)

年齢未記入


あれっ、今日はオバァはいないの? オバァは、パリに行ったサァ。 パリ?フランスまで行ったの? ちがうさ、パリさ、シマゾーリで、パリはアツイさ。 ??? 「宮古では畑のことをパリと云います。」

宮古の風習、文化、歴史を学びました。
とても良かった!!

伝統文化を守る難しさをつくづく感じました。こういう映像を残す大切さを感じました。頑張って下さい。
時代が変わっても、伝統は続いてほしいと思える作品でした。なつかしさと異国の香りが混じった宮古島の歌がとても魅力的です。

たいへん感動しました。泣けました。ずっと身体に歌が残っています。元気になりました。
宮古島の古謡、すばらしかったです。引きつぐ人がいないのは残念です。でもDVDになっているので少し安心です。

大変貴重な映像をみせていただきました。それにしても、この唄の数々!生活すべてが唄になっている感じでした。

伝統をうけつぐ難しさというものを感じたが、ぜひ、歌いついでいってもらいたいと思う。

とてもよかったです。宮古の地に行きたくなりました。
とても良かったです。沖縄は日本なのになかなか識らず、現在の沖縄の抱える問題ばかりに目が行ってしまいがちですが、文化的な事柄を通して、人間の暮らし、伝統等理解していくのに大変有難く観ました。崇高さを感じた人の生を感じました。保存等、呼びかけることは多くあると思いました。

宮古の歌の力強さ、すばらしかった。
宮古の景色、民謡が大好きで宮古にも何度も行きました。本作を二度見ることができて良かったです。「ふたりの桃源郷」「抗い」見逃してしまいました。

宮古島には行ったことがありませんが、文化にふれられて良かったです。人間の本当の幸せとは…?と考えさせられました。ありがとうございました。
宮古島の歴史・伝統文化が長く受け継がれてきたもので、大変素晴らしいものであることが分かりました。なくしてはならない、かけがえの無いものを大事に残して欲しいと思います。

11歳の少年の堂々とした唄いぶりとプライドと、立ち返った姿に涙がでました。小さな失敗に涙しながら乗り越えることをくり返して、誇りを身につけていってほしい、いきたいもの、と思いました。
魂をゆさぶられるような音楽に触れられて、心地よく感じました。この貴重な音源を残すことができた、カントクの功績は大きいと思います。何かふしぎな感覚になる映画でした。

なかなか観ることのできない内容でよかった。初めて知ったことも多かった。
神様への信仰と生活、歌が、いつもそこにある毎日というのは、すごいと思いました。宗教とは、などとも考えさせられました。

「唄を教える機会がない」といったおばあの言葉が、印象に残りました。残さなければいけないもの、消えていくもの、何がこうしてしまっているのでしょか。
島に脈々と受けつがれる神への信仰、現代人にうすれている心を気付かされます。音を耳にする目にするだけで体が反応するような、そんな記憶の無い私にはうらやましくも不思議な世界でした。縁あって今、沖縄にかかわる事が多く、この映画を観にきたのもたくさんの絆からの縁だと思うと、いい時間を過ごせました。

歌詞の内容はピンとこない部分は多いが、音楽自体は楽しく聴けた。歌の伝承がなくなっていくのは惜しい気もするが、文化は変わっていくものであり、その時代に生きている人々が幸せであれば、それでよいのかなと思った。その他、高齢の母を大切にしておこうと思った。
宮古島の歴史の重さ、重鎮(ママ)さにあらためて気付かされた気がします。

ただ涙が出ました。自分の想像の範囲などはこえてしまって、何百年分の人達の唄をつきつけられたのみです。ルーツは沖縄ですので、少しだけ胸の奥がざわざわしました。(女性)
伝統や文化を守るのは大変なんだと思いました。貴重な神歌の映画をありがとうございました。

苦しい時も楽しい時も、皆で唄い共に過ごしてきたからでしょうか。ミャークの唄、心を打ちました。自然への畏敬の念、といったことだけではなく日常にとけこんだ唄がすばらしいです。これが途絶えかけているという現状は、何をあらわしているのでしょうか、民俗学的なアプローチも気になります。宮古の歌の力強さ、すばらしかった。
生活と信仰が一体となって、生きる事につながっている日常。豊な世界ですね。きっと、最近まで私達の生活はこの様な営みだったのかなぁ…と思いながら観ていました。まったく見ず知らずの土地の映像、触れたことのない文化ですが、なつかしさの様なものを感じるのは、何故でしょうか。

とてもすばらしい映画でした。また、現代が直面している伝統を残すにはどうしたら良いのか考えさせられました。私自身、伝統は残していくべきと思うのですが、日々の仕事で伝統行事に参加できるのか…、と考えるとなかなか難しい。このような伝統を残すには、国、地方自治体が主体になって予算をかけるしかないと…。防衛費、無駄な政治資金…、これをこういったものに使って欲しい。私自身、これからどう関わっていくか考えなおしたいと思います。
非常に良かった。予告編でも期待していた作品です。苛酷な現状と労働から生きる喜びを音楽に託した先人たちの想いを受けつぎ、現代につないでいる方々に心を打たれました。(現在の政治がひどい今、私たちは黙っていないで立ち上がる勇気をもとうと、心を励まされました。)ただもう、音楽と踊り、おばあ、おじいの姿、子どもの姿が魅力的です。

チラシをみて来ました。本当に うたが途絶えていく もったいないです。若い方は島にあまりいないのかもしれませんが・・・
知らない人が多いと思われますので、広報して下さい。

エンドロールよい。
男唄の時は、目が覚めるのに、不思議なほど おばあの歌では、こっくりと眠りそうになる・・・。 いくつかの場面や言葉を、きっと見逃していて残念でした。沖縄のおばあが、神様に「もっと働かせてください」と祈ってるよと言っていたのが、とても印象的でした。「楽」したいではなくて・・・。苦労という言葉では尽くせない経験をした人の優しさや感謝の気持ちを感じた映画でした。ありがとうございました。

宮古島の人たちと唄との深い関わり(先祖より受け継がれ神を信じ、くらしに根づいている)に、言葉にならない感動でした。人間が生きること、くらすこと、自然と向き合うことなど、今の便利な文明が進んでいるくらしから うらやましさを感じました。
初めて来館しました。宮古島生まれなので なつかしく又うれしかったです。子どもの頃の風景が何度もあり よかったです。機会があれば又、来たいと思います。今回は、ありがとうございました。(女性)

古い言葉は、私にはわかりにくかったが、方言は受けつぎたい。昔、仕事で年に一度、石垣島に行っていた。さとうきびをしぼる機械が年に3カ月だけ使って、そのあと来年も使えるかどうかチェックする。そのまま使えるか、メンテナンスが必要か、作り変える必要があるか。宮古島ではないが なつかしかった。(男性)
とても良かったです。心に残る映像と音楽です。又、来ます。

歌からもらう元気、生きる力、尊ぶこと、教えられます。おばあ、おじいの声に聞きほれました。(女性)
感無量(女性)

「音楽」と生活、信仰を描いた素晴らしい音楽ドキュメンタリー映画でした。ありがとうございました。
私(?)に神はいるか?崇めているか?そのすべを持っているか? 考えておりました。ありがとうございました。

こんなに神と歌とが密接な事におどろくと同時に 引きつぐことの大切さを思う。想像以上に・・・ドキュメントでした。
自然と体がリズムをとっていました。どんな人も受け入れてくれるリズム、歌でした。人は老いてゆくけれど歌は残りつづけてほしいと願っています。とても素晴らしい作品でした。ありがとうございました。m(_ _)m

「ミャーク」とは「宮古島」「現世」とのこと。生きること・神様への信仰・唄が三位一体化した世界が、今でも、「宮古島の神唄と古謡の中にある。」「神様は いつも私達の頭の上にいるよ」「生きることすべての局面に、あらゆる唄があるよ」・・・神様と人が一緒に生きる日常がある。だが「口伝伝承」なので、この「神唄と古謡」が途絶えてしまうかもしれない。神様を感じ、なつかしさと安らぎの世界を感じた「スケッチ・オブ・ミャーク」でした。いつも素敵なシネマを有難うございます。(女性)
素晴らしかったです。歌をつないでいくのは難しいと言われていましたが、つなげていって欲しいと素直に思いました。男の子の力強い声が とても素敵でした。

神さまと交信できる人々がいることに感動しました。歌う人は、同時に働き、祈る人だという幸せの世界が、まだあるのですね。オバアやオジイの存在が愛しいです。
ミャークの一人一人が愛しいです。「抗い」を観られず残念でしたが、ゆふいん文化・記録映画祭で観ることができました。(ゲストに監督さんたちも見えました)えいだいさんのご逝去は とてもとても残念ですが、ギリギリ間に合ってよかったです。東田シネマさんのご尽力に感謝します。今後は私たちが少しでも思いを伝えたいですね。10/15に大分市ホルトホールで上映されます。監督も見えます。よかったらメールの一部に載せてください。

日常生活の中に神さまが身近に感じられ、今も続けられていることがすごい。スーツ姿で踊っている男性達がユニークだった。
神が生活の中に存在し、常に神に祈り願う心は、人が自然と共存する原点だと思います。今の政権は、これを考えると、いつか神の怒りにふれると確信しました。伝統を守るために我々の価値観を変えないといけませんネ。



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