映画『ミタケオヤシン』ホームページ

すべてのものは " 連環 " している! 

轟音と共に立ち上がる。
巻き込まれた参加者に共有される達成感、連帯感、そして物語。
現代アーティスト、加藤が引き興したものとは・・・

東田シネマvol.11は、香春町出身の江藤孝治監督作品『ミタケオヤシン』を上映します。
ミタケオヤシン、それは北米ネイティブアメリカン、スー族の言葉で「すべてのものは連環している」を意味します。

10/23(金)13:30/15:30/18:00
10/24(土)13:30/15:30/18:00
10/25(日)13:30/15:30/18:00

  一般の前売予約チケット1000円/当日1200円 大学・高校500円
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若き現代美術家・加藤翼が、
今も "居留地" に生きるネイティブアメリカンに出会う!

2013年、現代美術家の加藤翼は、アメリカ―スタンディングロック・インディアン居留地にいた。既存のアートの枠にとらわれな い個性的なアーティスト(Chim↑Pom、八木良太、風間サチコら)を輩出している無人島プロダクション所属のアーティストである加藤は、2008年よ り、世界各地で“引き倒し(ひきたおし)”あるいは“引き興し(ひきおこし)”と呼ばれる参加型のアートプロジェクトを多数行っている。 

歴史を呼び覚ますアート“ 引き興し ”(ひきおこし) 
力を合わせた瞬間、現れる景色とは!? 


今回、加藤が挑むテーマはアメリカ。アメリカという国が存在する前から、大陸に住んでいた先住民―ネイティブ・アメリカン。加藤は、彼 らと交流を重ねるうちに、ネイティブが想像を絶する虐げられた歴史を抱えていたことを改めて思い知ることになる。それを今回のテーマにしようと決めた加藤 は、その土地で彼らの協力を仰ぎながらプロジェクトを開始する。それは、民族が古来より受け継がれる文化と自然との交感を呼びさますと同時に、二度と思い 出したくない迫害の忌まわしい記憶にも向き合うことになるのであった……。

登場:加藤翼(かとう つばさ)
1984年生まれ。アー ティスト/無人島プロダクション所属。
武蔵野美術大学を卒業、東京藝術大学大学院を修了(M.F.A.)後、森美術館の「六本木クロッシング2010」 (同展にて隈研吾賞を受賞)でデビュー。構築物をロープで引っぱるシンプルな行為が、数百人の参加者を伴うプロジェクトへと発展する代表作「引き興し」プ ロジェクトを各地で展開している。主な展覧会に「Now Japan 」(2013/Kunsthal KAdE美術館/オランダ)、「3・11とアーティスト:進行形の記録」(2012/水戸芸術館/茨城)、「Project Daejeon 2012:Energy」(2012/テジョン美術館/韓国)など。

監督:江藤孝治(えとう たかはる)
1985年2月17日生まれ。福岡県出身。グループ現代 所属
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 卒業。大学でデザインを学ぶ傍ら、探検家・関野吉晴氏に師事し、同氏の探検プロジェクトに帯同しながらカメラを回す。その活動の記 録をまとめたドキュメンタリー映画『僕らのカヌーができるまで』(芸術文化振興基金助成作品/武蔵野美術大学卒業制作展優秀賞)を制作。その後、記録映像 の道を志し、今に至る。
ミタケオヤシンHPより)

出演:加藤翼
監督:江藤孝治
協力:無人島プロダクション
製作・著作:(株)グループ現代
撮影:高橋
愼二 
音響効果:増子彰
音楽:岸剛

プロデューサー:田野稔
支援:一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟
2014/カラー/16:9/full HD/80分