私たちは、ほんとうに自然のことを考えて、

自然と上手につきあっていかなくてはいけない


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東田シネマvol.21は、映画『 水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ 』を上映します。

08/26(金)13:30/15:45/18:00
08/27(土)13:30/15:45/18:00
08/28(日)13:30/15:45/18:00

料金:前売り一般1000円(当日一般1200円)、大学・高校生500円
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中村桂子が旅をします。
大阪、東京、そして東北へ
そこで、自然に目を向けて、大切なことを忘れずに
暮らしている人々と語り合います。

中村桂子さんは、科学者であり、哲学者であり、何よりも生活者です。毎朝、お陽様が昇るように、一日一日をきちんと生きる。当り前だから難しい、今、いちばん大切な生き方が、ここにあります。東日本大震災を経た今、「人間は生きものであり自然の一部」と語る中村のメッセージは、科学や芸術の枠を超え、共感の輪を大きく広げています。

「生きていること」を大切にする社会を求めてさまざまな人々と語り合います。被災地に絵本を届ける編集者・末盛千枝子さん、各地に「みんなの家」をつくり 続ける建築家・伊東豊雄さん、自然エネルギーを取り入れた風の彫刻家・新宮晋さん、東北の「いのちを巡る思想」を探る民俗学者・赤坂憲雄さん、アフリカか らの人類の足跡を辿った探検家・関野吉晴さん、そして喜多方市の小学校農業科では、子どもたちと一緒に…。
 
三月十一日の震災の後、宮沢賢治を読み直した中村は「生命誌版 セロ弾きのゴーシュ」の舞台化、そして賢治の故郷である盛岡・花巻への旅をします。科学者として、生活者として、生きものを見つめる中村の姿から、自然との関わりの中に「いのちの音」を見出す賢治の生命観が浮かんできます。

中村 桂子 (なかむら けいこ)

1936年東京生まれ。東京大学理学部卒。理学博士。三菱化成生命科学研究所、早稲田大学人間科学部教授などを経て、現在、JT生命誌研究館館長。生命誌の提唱者。主著に『自己創出する生命』『生命科学から生命誌へ』『科学者が人間であるということ』ほか多数。

企画:村田英克
プロデューサー:牧 弘子
監督:藤原道夫
撮影:中島博道 中井正義 長谷川武弘 長谷川 諭
録音:藤平喜弘
助監督:渡邉将好
編集:槙樹 譲
音楽効果:北條玄隆
編集:MAヨコシネディーアイエー
2015/カラー/119分/ドキュメンタリー /日本語