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映画『 鳥の道を越えて』ホームページ予告編

まとめ!上映作品の感想
まとめ!皆様からのご意見
まとめ!皆様からの作品リクエスト

2016 年06月24日(金)、25日(土)、26日(日)の3日間、第19回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、あり がとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。


感想 映画 『 鳥の道を越えて』

*大変興味深いドキュメントでした。考えさせられます。日々の忙しさの中でわすれていってしまうこと、私には関係ないと切り捨てて行ってしまうことがあるのだろうと思います。少し音(話し声)が聞き取りにくかったのが残念。(女性) 

*私たちの会でもバンディング調査をやっているメンバーもいます。大変勉強になりました。後の方の話は必ず一緒に観られたら良いと思います。今日は有難うございました。(女性)

*新しい知識を得ることができ感謝です。

*とても素晴らしい作品だった。経済の発展は人間にとり、やはり向上と平等の上で大切なことだが、やはり人間だけの世界ではない。しかし、そこは完全に抜け落ちていくのが、人間の世界であることは、日本だけでなく、世界に共通しており、一部の少数民族なら可能な生き方になってしまっている。地球は借り物というインディアンの教えが本当に重く感じられる。本当に素晴らしかった。

*ミュージアムの中に、シネマがあることすら知りませんでした。たまたま新聞で知りました。野鳥が好きで山へ鳴き声を聞きに行っていますが、この映画の奥深い歴史に触れて、また勉強したように思います。

*人類と動物鳥達が共生しなくては人類の未来はない。(男性)

*小鳥を食べる「文化」が「経済活動」になった時点で、鳥たちの受難が大きく広がったということがよくわかりました。それは「人間」そのものに跳ね返ってくるものです。人間は受け止めるしかないです。(女性)

*もうそんなに鳥はいない、なぜか。佐藤文男さんの話で現在につながった。(男性)

*んー鳥の話と思っていた。日本の存在の話だった。(女性)

*商売で鳥を次々と殺したりする人は他の人など全然関係ない自分勝手な人なのですね。自分がされたらどんな気持ちがするかと思い憤りを感じる。(男性)

*便利を手に入れれば入れるほど、その過程の中で忘れ去られる物事があまりに多すぎることを、淡々と語られる中で感じさせられました。鳥たちだけの問題ではなく、そう確かに先々人間もいなくなる。(男性)

*私はこの20年野鳥の撮影をしていますが、毎年鳥の生息域が狭くなっていることを感じます。山野の荒廃と無用の開発、生物との共生を今、本当に考えないと、自らの生命も失われてしまうだろうことを実感します。(原発との共生は無い)

*小中学生の頃、山に「かっちょうわな」をかけたり、「カスミ網」をかけたりして小鳥をつかまえ、焼いて食べたことがあった。今回のドキュメント映画でのカスミ網とは、規模が違ったが自然の中をかけめぐる楽しい思い出だった。今回の映画は自然をいかに子孫に残していくかを考えさせられるものだった。ほたる・メダカの会として自然環境活動しているので、さらなる活動を続けたい。(男性)

*この東田シネマが、もっと広がればいいですね。≪知らない?わからない?≫ことがたくさんありました。

*鳥たちがカスミ網猟などで取り尽され、食べつくされ、あるいは売り尽され、いなくなったということ。えーという驚きでした。密漁の出稼ぎがあったということ。そして、農薬により、渡り鳥たちの餌まで奪ってしまったということ。こうして、私たちの周りから、小鳥や渡り鳥たちが消えていったのですね。「最後にはこの人間さえ消えてしまうかもしれない」と言われていましたが、ありうるかもと思いました。(女性)

*映画を努力して観ないと眠たくなってしまいました。上映後の追加映像を見てこの映画の主張がわかりましたが、本来は追加映像を見ないで理解できるものであってほしいと思います。テーマは面白いというか、大切なもの(交通の発達による文化の破壊とか、小さな鳥の命が粗末にされるなら、人間の命もいずれ亡くなるとかいうのでしょうか?)と思いますが、アホウドリの受難とか山階鳥類研究所の歴史と成果とか別の側面から見てみたいと思います。後、音楽の使い方にもっと工夫があれば見やすいかもしれません。(女性)

*日ごろ小鳥たちの命と自分の生活との関連はあまり考えていなかったけれど、最後の話で考えていかなければと思いました。ありがとうございました。(女性)

*生き物、自然との共生ということを考えさせられた。猟=生きることは、この国の文化として否定できないと思うが、乱獲(金)となるとやはり問題を感じざるを得ない。(男性)

*かつてあった日本の暮らしを垣間見る。 興味深く、語弊があるかもしれませんが、楽しく観ました。また、このような作品を観たいと思います。(男性)

*食文化、消費社会、自然保護、矛盾、まとまりませんが考えさせられました。ありがとうございました。

*面白かった。鳴き声の分析とか、本当にすごい里の知恵。主張しすぎず、根の深い問題を浮かび上がらせる。唯一、唯一、監督が「ものを知らないボク」という立ち位置で、まるで小学生のような語り口であるのが、どうしてか違和感を持った。色んな世代、異見を持つ観客向けに、ニュートラルな設定にしたのかも知れないが、何だかどうかと思ってしまった。(女性)

*非常に丁寧に調べられていると思いました。私たちよりもずっと身の回りの自然に寄り添って生きている時代があり、その頃に、乱獲の問題も同時にしていた。でも現在はそういう事態も起こらないほどに周りの自然を利用しない、同時に理解しなくなってしまった。そのことを見せつけられた映画でした。(男性)

*鳥のことをあまり意識したことがなかったので、鳥と人が密接に関わって暮らしていた時代や地域があると知って、新鮮に感じました。人と自然を考え直さなければ、人間にとっても生きづらい時代になると思います。(女性)

*小さなころに祖父の兄とトヤに行ったことがあります。その時の記憶の風景は映像の中の写真そっくりです。私の母の里は岐阜の明智、上矢作です。私は瀬戸市で育ちましたが、山はまだカスミ網がありました。この映画で、その背景を知りました。昨年種子島でカモ網猟を調査しました。(男性)

*<追伸/メールにて>予想していた以上に面白い作品でした。感想にも書きましたが、私の母の里は岐阜県の東濃(明智・上矢作)で、実は私は幼少の頃に祖父の兄に「とや」に連れて行ってもらったことがあります。1970年代の初めです。ぼんやりとした記憶ですが、小屋で鳥を捕ってご飯を食べて、なにかとても楽しかった思い出が残っていました。映画に出てくる風景そっくりです。しかし長い間よくわからなかったいくつかの謎がありました。そのおよそ10年後の1980年代に別の山の中で霞網を見つけたときに、あれはヤクザだから近づくなといわれたことや、いつのまにかだれも山に行かなくなったこと。霞網は私にとっては謎の行事で、この間になにがあったのだろうと思っていました。そうした謎がこの映画でようやく解けました。
これは狩猟や、捕鯨や、人間と自然との関わり、自然保護と生活文化。そうしたことに興味を持っている人にとっては、特に考えさせる映画だと思います。同じような現象が多方面で起きています。伝統文化を変えてしまう自然保護、しかしその結果、人々は自然から遠ざかり、それとは関係のないところで自然は失われだれもそれに気づかない。
昨年は、種子島で伝統的な鴨猟もみました。木の上から網を投げる迫力の猟でした。こういうものが残っていることが地域の環境保全にとっての財産だという発想がでてこないと、本当の意味での自然保護は不可能だと思います。

*人・鳥・水・風・自然。文明が大切なものを失くして行っている。いい映画でした。人と生き物との関係をもう一度見直そうと思う。(男性)

*これまでにあまり知られていない「渡り鳥の実態」がよくわかり感動した。(男性)

*非常に見ごたえのある良い作品でした。音楽も素晴らしかったです。「おじいさんの鳥の道」の一言から奥の深い現代社会の抱える問題を提起して下さり、感銘を受けました。(女性)

*知らないことが多くあります。知ることは大切だと改めて思いました。(女性)

*観たいと思いながら、バタバタしていてほとんどあきらめていました。昨日(6/24)見てきたという友人からメールがあり、思わず決心がつき電車に乗りました。78歳ですから子どもの頃手作りのワナで鳥を取ったものです。より小さな命を守ることで、大きな生き物は生きていけるわけで、監修の佐藤さんのお話しは多くの人に聞いてほしいと思います。いい映画でした。(男性)

*「野鳥の保護」という言葉を一般的によくします。もちろん私も含めて。しかし、一方で栄養源として、妊婦さんがあるいは病人が食べていたという話も考えさせられる話です。こうした史実と最後の話とを再度咬み合わせながら、自分のものにしていきたいと思います。

*岐阜県東濃地方に捕鳥文化があり、時代の変化とともに変わり、密猟をなくすのに50年もかかったという話に感動しました。狩猟方法にも興味が持てた。鳥と人間との関係を通して自然が持つ大切さを考えさせられた。

*商業ベースに乗らない映画はなかなか見ることができないので、これからも続けていってほしいと思います。ありがとうございました。(女性)

*鳥が減っているってことですね。最後の話でやっと分かりました。仕方ないんですね。何かできるでしょうか?(女性)

*地鳴きとさえずりの違いにも軽く驚かされたが、鳥と人間の関係から一つの文明史にもなるようなドキュメンタリーである。一見地味なタイトルと映画に思えたものの、深い取材と考察に自分の生き方を考えさせられた。上映終了後に、拍手が起こったのも、今のおかしな物質至上主義の世の中に疑問を持っている人が多い裏返しだろう。(男性)

*見れて逢えて良かった。いい映画です。カスミ網以上に怖いことをしている自分に恐怖を持つ!!身の回りで、“すずめ”が少なくなっているのが気になっていたので心に残ります。(女性)

*小鳥がいる風景を当然のことのように目にしている日常ですが、(少なくなったことも実感しながら)本当に自然と共に生きた人々の時代そして今の変化、全ての事柄について改めて考えたいとの思いです。よく制作していただけたと感謝です。(女性)
カスミ網の歴史を始めて知りました。日本人の文化と今後地球の未来についても考えさせられるとても意味のある映画と感じました。(男性)


*いかに生物が大切かということを考えさせられる映画ですね。これからもどのようにして守っていくか大事な問題だと思います。人類も生物の仲間です。いずれも生物の仲間です。いずれ私たちにかかわる問題ですね。(女性)

*私たちが小さい頃には身近にいた鳥や虫たち、いつのまにか姿を消してしまった。その裏にはこんな歴史があったのですね。「そして誰もいなくなった」とならないために私たちのできることはなんだろうと・・・。自然との共生は今では難しいのだろうか、いろいろ考えさせられた。映画の作りがとてもていねいで、わたしの疑問、観た人がみな思う疑問に沿って、話がすすんでいくので、わかりやすく観れました。

*子どもの頃から考えると、ここ数十年の環境の変化に不安を抱いている者です。一人一人が少しずつ小さな事柄を真剣に考え直し、生活していく事を望んでいます。(女性)

*大変勉強になりました。こんなことがあったとは信じられませんでした。とても良かったです。ありがとうございました。今までは何気なくツグミ等の他の鳥を見ていました。

*非常に考えさせられた。今の社会の「良心」と思える映画の選択だ。これからも来続けたい。野鳥の会の佐藤さんの話には感銘した。(女性)


*カスミ網が禁止されたのは、鳥の取り過ぎで鳥の数が減ったためと単純に思い込んでいたので、事実に驚きました。東濃の人たちには納得がいかなかったろうと思います。東濃の生産性や交通網の発達による大量捕獲など、今のグローバリゼーションにつながる点もあったと思います。

*最後の方のお話の通りまだまだ自然保護も掛け声だけかなと思う。自分たちの問題でもあるけれども、世の流れとしてやはりお金、便利さに向いてしまっている現実を無視できない、と思う。本当に自然、弱い者・動物?を大切にして生活してゆく事が自分たちの生活を守るのですが! 身の回りから、優しく生活していきたい。

*興味深いドキュメンタリーでした。祖父の代の話なん?つい50~60年間のことなのに、状況が違いすぎて、異国の話のようです。立場かわって野鳥の会の人の意見も一理あると。なかなかTVなどでみる機会ない作品だと。また観に来ます。もっとPRできるといいですね。予告のチラシ、職場に貼ってみます。

*冬に庭に来る渡り鳥、いつも楽しみにしています。この映画のようにいろいろ考えてくれる人たちがいるということは本当にありがたいです。

*記録で残す、大事だと感じました。

*山岳会に以前入会していたので、自然に対してとても関心があります。鳥・魚・花Etc全てです。最終の先生の話には、考えさせられています。

*先達たちの知恵に驚いた。最後のインタビューはいろいろ考えさせられた。あまりにも現在は便利さを追求しすぎて環境に気をつけていない。素晴らしいシネマでした。

*とても面白かった。自然のことがよくわかった。(女性)

*ありがとうございました。今ミツバチを飼っています。生き物はみな生きています。人間も同じ動物です。自分勝手はダメですね。(女性)

*今井くん、秦です。ようやく拝見することができました。忙しくなかなか民映研に通っていた時代に学ばせていただいたことを伝えたり、深めたりする仕事をできないまま過ごしていましたが、作品を観て、また熱い気持ちが湧いてきました。本当にありがとう!近いうちにご連絡しますね。どうぞお元気で!!(女性) 

*今住んでいるマンションの前庭に大きなタブの木があり、6月に入って実が熟すと昼時に鳥が群れを作って食べにくる。多分ムクドリかツグミー名前がはっきりしない。わたしたち鳥の名前を知っていても区別がわからない。タブの木の実が熟して役目を終わると小さな茎が真っ赤になり地面に落ちるー自然のサイクルを興味深く観ている。終わりの姫野大―フルート?がよかった。(女性)

*祖父が昔飼育用にめじろを山で同じような方法で採収していました。なので、いろいろと考えさせられました。

*鳥の道の意味が見えてきたときは感動しました。

*貴重な文化記録だと思う。最後の付属映像でより考えさせられる。じんわりとくる作品だったです。

*全く知ることのなかった話がテーマになっていてとても興味深かったです。最近様々なところで自然と人間のかかわりや今後のことが語られる機会に出会いますが、それほど(今でも遅いぐらいかもしれませんが)その度に、自分と自然、生き物との関わりについて考えさせられます。変わっていくのが世の常のようにも思いますが、今回こういった内容や意見についてまず触れる機会に出会えてよかったです。(女性)

*映画というより教育番組を見ているような気がした。(見落としたかもしれないが)映画付録のトークの中でなぜ、坂網猟は良くてカスミ網猟は禁じられているのか延べられていたか?疑問。映画の役割は娯楽だけではないと再認識した。有難うございました。(女性)

*人間が、自分たちの生命を維持するために、必要最低限の生き物の命を感謝を忘れずにもらっていた時代はまだよかったかも知れないが、流通の発展や富を求める事により大事なものを失っていったと思う。自然、生き物と人間とのかかわり方を幼い頃より体験を通し考えるようにしなければ、という危機を感じた。(女性)

*映画を見た後、気持ちに変化がありました。知らない世界を見ることができました。ありがとうございます。鳥たちが網に引っ掛かる姿を見るのは正直胸がぎゅっとなりましたが、昔の人にとっては生きる糧であったこと、また敬意を払っていたと聞くと大切な文化だったんだなと感じました。語り口とても素晴らしかったです。これからも素晴らしい作品を作ってください。(女性)

*九州では鳥を捕まえて食べるという習慣はあまりないように思っていましたが、もしかしたら急速に忘れさっているだけかもしれないと思いました。知っているようで知らない自分が住んでいる、あるいは生まれ育った土地の人と自然との関わりについてよく知ることが大切だと思いました。それは、人の生活について知ることなのではないかと思いますし、人が生きるということについて知ることでもあると思いました。

*NHKTVに毎回案内して多くの参加者を!ドキュメントの一端を知ることができました。(男性)

*歌舞伎小屋の本花道の出入口を鳥屋と呼びます。語源がわかりませんでしたが、鳥猟・鳥食の歴史があったんだと気づきました。そう言えば、昔の焼き鳥店でスズメがありました。食べたことがあります。その頃タイからの輸入だと聞きました。幼い頃スズメを取り売りに行こうとした知り合いがいました。鳥モチでメジロを捕まえて飼っている人もいました。取り留めがないですが、スズメが街から消えていくのが心配です。(男性)

*1本の映画に何もかもすべて入れ込むことはできないから、最後のトークも別に聞けて、農薬でいなくなった、ミノムシのことを思い、あらゆることを、つなげて考えることができました。ミノムシを見たことのない子どもが今はすでに大半だと思います。(女性)

*鳥がかわいかったです。鳥はかわいくてけなげで愛しいです。多くの渡り鳥に戻ってきてほしいと思いました。

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