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平成28年度 文化庁映画賞・文化記録映画優秀賞
いつでもおいでや。
子どもも大人も集まるみんなの”さと”
東田シネマvol.23は、映画『 さとにきたらええやん 』を上映します。
11/25(金) 13:30/15:45/18:00
11/26(土) 13:30/15:45/18:00
11/27(日) 13:30/15:45/18:00
料金:前売り一般1000円(当日一般1200円)、大学・高校生500円
ご予約はこちら!/会場/お問合せ
大阪市西成区釜ヶ崎。
“日雇い労働者の街”と呼ばれてきたこの地で38年にわたり活動を続ける「こどもの里」。
“さと” と呼ばれるこの場所では0歳からおおむね20歳までの子どもを、障がいの有無や国籍の区別なく無料で受け入れています。地域の児童館として学校帰りに遊びに来る子や一時的に宿泊する子、様々な事情から親元を離れている子だけでなく、子どもの親たちも休息できる場として、それぞれの家庭の事情に寄り添いながら、貴重な地域の集い場として在り続けてきました。
本作では「こどもの里」を舞台に、時に悩み、立ち止まりながらも力強く成長していく子どもたちと、彼らを支える職員たちに密着。子どもたちの心の揺れ動きを見つめながら、子どもも大人も抱えている「しんどさ」と格闘する人々の切実な姿を描き出しました。
わたしはあんたの味方やで!
現在、求められている”居場所”の原風景
人と人とが関わり合うコミュニケーションが希薄になり、地域のコミュニティが失われつつある現在の日本。大阪市西成区釜ヶ崎は今でも日雇い労働者が集う喧噪の街ですが、昨今ではあまり見られない、地域内のコミュニケーションが現存している街でもあります。「こどもの里」はそんな釜ヶ崎の子どもたちにとって大切な“居場所”です。
子どもたちを巡る状況が急激に変化している今、あらためて注目されている「こどもの里」の取り組みは、これからの社会を歩む私たちに子どもも大人も安心できる“居場所”とは何か、問いかけています。
ボランティア参加から完成まで7年。
大阪在住・重江良樹監督の初監督作品SHINGO★西成の音楽は
人々を鼓舞し、あたたかく包み込む
「こどもの里」の活動を通して、画面いっぱいにあふれ出る子どもたちや、釜ヶ崎という街の魅力を捉えたのは、大阪在住の重江良樹監督。
ボランティアとして「こどもの里」に通い始めてから丹念に取材し、初監督作品として本作を完成させました。
音楽は地元・釜ヶ崎が生んだヒップホップアーティスト、SHINGO★西成。ストレートで飾らないメッセージの中に、街で生きる人々への熱い思いがつまったSHINGO★西成の楽曲が、生きることそのものを力強く肯定し、映画全体をあたたかく包み込みます。
公式ホームページより
特定非営利活動法人こどもの里ホームページ
スタッフ紹介
監督:重江良樹
プロデューサー:大澤一生
構成:大澤一生
撮影:重江良樹
編集:辻井潔
音響・構成:渡辺丈彦
音楽:SHINGO★西成
制作協力:神吉良輔 五十嵐美穂 吉川諒
特別協力:小谷忠典
配給:ノンデライコ
2015/日本/100分/ドキュメンタリー