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映画『 Peace 』予告編

まとめ!上映作品の感想
まとめ!皆様からのご意見
まとめ!皆様からの作品リクエスト

2016 年10月28日(金)、29日(土)、30日(日)の3日間、第23回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。

 感想 映画『 Peace 』



18歳~39歳


よくこの場面を撮ったなあと思うコマがたくさんあった。撮る人のストーリーみたいなのを押し付けずに、でも何か面白い瞬間をつなぎ合わせて、とられる人のストーリーを思い浮かばせている感じがしました。楽しんでみました。



チラシに書かれたフレーズから想像していたものと違った。題名に込められた意味に気づけなかった。



初めて東田シネマに来たけど、とても雰囲気がよく気に入った。映画もとても面白かった。また来たいです。



40歳~59歳


人に迷惑をかけて生きるのがつらいと思う方と、そういう方を周りで支える方々。自分の義父の事が重ね合わさり、いろいろな問題を考えさせられた。(女性)



職を転々としてきたが、気づけば介護福祉士としての職歴が10年を越えた。3K仕事と言われて久しいが、何故こんなに長く続き、続けていけるのだろうと自問自答の日々。先日、ふと言葉が降ってきた。お年寄りと関わるこの仕事、お年寄りは先回りして自分にいろいろな事を教えてくれている。老いるという事、痛むという事、ボケるという事を。そして死ぬという事を我が身を持って、深く、深く。柏木さんがお金にならない仕事をされているのはこんなことも思われているのではなかろうか。(男性)



障害がある人、病気の重い人への作業所や病院の通院の為の移動介助。ガソリン代程度しか出ない有償ボランティア。それでも続ける。橋本さんは肺がんの末期で自宅ホスピスをしている。「みんなに迷惑がかかるから、早く往生したい」が口癖ですが、ヘルパーさんとのかかわりの中で、リラックスして、戦争に行ったことを思わず話してしまう。自分自身もっともっと高齢化して、一人ぼっちになった時どんな生活をしているだろうか。寄り添って下さる人はいるのだろうかなど、考えさせられました。猫の世界も出入りが激しく、出て行ったり、新しく入ってきたり、仲間として認めたりと、人間の世界と一緒ですね。(女性)



橋本さんの「男は一銭五厘や」という言葉がこの映画の肝なのだろうか。主題の「Peace」も橋本さんの吸うたばこの銘柄と戦後を示しているのか、観察映画の味わいは、いささか自分には不明・・・。猫の💛マークとともに考えつつも・・・。(男性)



初めて来ました。思っていた内容と違ったのでちょっと驚きました。自分が年を取ったら・・・とかいろいろ考えさせられました。(女性)



一人、一匹、どんな型であれ、同じ命。共に共生、共存して助け合ってお互い様の気持ちを大切にしたいと思う。(女性)



ぼんやりとみてしまいました。ぼんやりと介護や生死のことを考えているせいなのかしらと思いました。いつか来ることなのに、うすらぼんやりと、だけど受け入れていくのかと思った時、今ここに感じられる前にぶつからないように触れていかないと、と思いました。(女性)


手助けを必要とする目の前の人、いきもの全てに無償(みかえりを期待しない)純粋な心から手を差し伸べる事の尊さを感じた。(女性)



想田氏の『精神』がみてみたいです。精神科HPに勤務中なので。(女性)



とてもよかったです。



年を取って孤独な人生で、恐いです。年を取ると、誰かに優しくしてもらいたいですね。橋本さんは頑張っても,恰好いい姿で出かけます。それは最後の努力でしょうか。最後まで、精一杯、一番いい姿で生きることが感動します。(男性)



ドキュメンタリー映画は人類学のフィールドワークによく似ている。見ること、聞くこと,伝えること。(男性)





60歳以上



平和であってこその野良猫、障がい者です。戦争はすべてを無、あるいはそれ以下にする。(男性)



我が家でも今迄に家族が猫好きという事、羽衣の住宅地にノラ猫が共存できていたので代々20匹近く縁がありました。高齢化、空き家の問題、猫たちの居場所がなくなりつつあります。現在子猫を一匹飼っています。ネコが住みにくい世界は、人間も生きにくい世だということですよね。



介護、がん、死。生きてゆくのに避けて通れない問題のドキュメント作品があれば見てみたい。(男性)



猫、可愛かった。(男性)



感情的にではなく個人々の立場から見ることができ、先の人生を考えることができた。(女性)



柏木さんのご主人のした気持ちがよくわかります。奥様はもっとご主人のことをわかってほしいと思いますが、性格的なもので,哀しいナと思いました。賢いお二人ながら、奥様の「きつさ」が気になり、猫さん達も同じ生き物、底辺で生きているのです。ヒトだけ・・・という考えは、地球上の生命体のサイクルから見たら・・・。頭の下がるご主人様でした。生きるのは厳しいですネ。(女性)



現在の介護保険制度には? いろいろな事に疑問を持ちます。金持ちも貧困の方も障害の方もみんな同じでなくてはならないと常に思います。



自宅でネコ5匹と暮らしているので、今回の上映を楽しみに来ました。ネコ社会、人間社会も共助でいきたいものです。(女性)



もう少し野良猫の様子を知りたかった。警戒心のない猫たちと柏木さんの仕事=暮らしが一体としてあるのがいい。



寄り添う映像、日常のリアリティが興味深かった。猫の社会に共生を教えられます。(男性)


Peaceは私には意味不明だった。(男性)



何もない平和な日々が、いつまでも続きますように!! ボランティアで介護支援の柏木夫婦に頭が下がります。橋本老人の一銭五厘の命が残りました。(女性)



老いて一人生きるのは人生だ。猫の共生・共存よくわからず。(男性)



声高に訴えることなく、日常、現実を通した力強い訴えが伝わりました。有難う。(男性)



何かじーんとした。(女性)



観察映画と記されていたのが目をひきました。ドキュメント映画と同じ言葉なのでしょうか。ここから何を観るかを監督が投げかけているのでしょうか。それを受け取ることが、見たすぐ後ではできないです。時間が経って、場面がよみがえって何かを感じるのでしょうね。(女性)



現自公政権は強い者だけの味方。文化の程度の高さは、弱者にどれだけ心を寄せられるかではないかと思う。(男性)



”老い“という避けられぬ重いテーマの中で猫が心をほっこりさせてくれました。仕事からはなれ悪童そのままのじいじ、ばあばになるつもりが、自分が年を取ることも、友人が亡くなることも体に病をもったり、そういうことを考えもしなかったです。ディラン様、賞金をパレスチナとイスラエルに寄付してください。(女性)



おもしろい映画でした。柏木さんの奥様は「ネコ」が好き?!キライ?!浅川マキさんの死に方を思い出しました。(女性)



猫が沢山出てくる映画だと思っていた。



ひとり暮らしの老人について考えさせられた。他人事ではないなあと。知人を亡くしたばかりで身につまされた。



貧しい日本の福祉の状況、心がいたむ。懸命に支えている人たちに感謝しながらもこれは政治の問題ですね。私もお世話になる時が、もう近いと思うと、今のうちに何か政治を変えたい。ネコとのことがよくわからない。(女性)



こういう生活(生き方)をされている方がおられるのですね。何の迷いもないことの強さが心に残りました。(女性)



主張を観客に押し付けることなく観客に実情を知らせ、何かを考えされるスタイルは納得できる。運転する夫と妻(?)の関係がよくわからない。妻の方のこの仕事に取り組むようになったいきさつが描かれてもよかったのではないか?(男性)





年令記載なし



戦争で何があったのか。「一銭五厘」の言葉は初めて知った。当時の人達の苦労があって、今の平和がある、等考えさせられた。



良かったです。想田作品、これからも上映してください。



毎回大変有り難く観ています。人々に寄り添う姿勢に感動しました。社会的なものを考えさせられました。大変よい映画でした。今一度「中村哲医師2本立て」を上映して欲しいです。



製作者の意図が伝わりにくく共感して見れなかった。見る側の判断を大切にされているのかも知れないが、映像の奥にある人生の真実や政治の貧困をあれこれ想像することが見る側を疲れさせる。映像が美しいと感じる場面もあったので、もったいないと思う。音楽やナレーションがないと、ドキュメンタリー映画の雰囲気はこんなに変わるのかと思わされた。Peaceという題のわりには、一人で老いるということをしみじみ考えさせられた。



人間だけでなく生命あるものの“生きる”とはどういう意味を持つのかと自問させられます。

鳩山さんのマイクの「~支援~」が流れる中の現実の問題、人と寄り添うこと、心を通わせること、お金でなくかかわること、そこには信頼と愛が生まれる。人でもネコでも同じ関係があった。



訪問家事援助の大変さがよくわかった。これから高齢者を優しい気持ちで支えられるだろうか。不安になった。11年住んだ岡山の方言がなつかしかった。

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