東田シネマvol.29は、映画 『 Start Line スタートライン 』 を上映します。
04/21(金) 13:00/15:45/18:00
04/22(土) 13:00/15:45/18:00
04/23(日) 13:00/15:45/18:00
*開始時間が少しだけいつもと違います!
*会場も少しだけ違います!多目的ホールです!
料金:
予約一般1000円(当日一般1200円)
大学・高校生500円/シニア(60歳以上)1000円
障害者手帳をお持ちの方は、1000円です。
ご予約はこちら!/会場/お問合せ
そして、この作品は、4/28(金)、「北方シネマ」で上映されます!
会場は、小倉南区北方の北九州市立大学です。
詳しくは北方シネマホームページをご覧ください!
満天の星の下、ウィルは言った
「ピープル インサイド オナジ」
生まれつき耳が聞こえず、健聴者とのコミュニケーションに壁を感じてきた今村彩子監督。「このままではいけない。次に進むためにも、コミュニケーションの映画を撮ろう」、そんな想いから、自転車で沖縄→北海道 日本縦断の旅を決意する。2015年夏、自身を被写体とするロードムービー『スタートライン』のクランクインだ。
出発早々の荒天、道に迷ったり、“聞こえる人”との会話に四苦八苦したり。クロスバイク歴わずか一年、交通ルールも危なっかしい。そんな彼女の姿を、叱咤激励しつつ追い続けるのは、伴走者にしてカメラ撮影を担う“哲さん”。今村監督の行きつけの自転車店のスタッフである。2人の間には、安易な手助けや会話の通訳はしないという鉄則が決められていた。
厳しさにヘコんで、バテて、こっそり泣いて…それでもひたすら北に向けて走り続ける毎日。出会った人は全国で300人。心温まるふれあいもある一方で、気後れしコミュニケーションの輪に入れないことの多い現実。ままならない自分に苛立ちがつのる。心を閉じて黙り込む彼女に、哲さんの鋭い言葉が飛ぶ。
「何もできないって、あなたが思い込んでるだけでしょう!」
「コミュニケーションを、あなた自身が切っている!」
相手を想うがゆえの容赦のなさに、一触即発の危機が何度も訪れる。
私はどうすべきなのか…悩み苦しむ彼女に、北の大地で奇跡的な出会いが待っていた。自転車で日本縦断の旅をするオーストラリア人、ウィル。彼もまた、聴力にハンディキャップを抱えていた。しかし、聞こえない上に日本語がカタコトのウィルが楽しそうに人々とコミュニケーションする姿に彼女は驚く。なぜそんなことができるの!? 満天の星の下、ウィルは言った「ピープル インサイド オナジ」。
最北端の地は、ゴールなのか?それとも?彼女はどんな答えを見つけるのか?
人生の旅そのものの57日間3,824km。ニッポン中のためらう人に観てほしい、一篇の勇気のおすそわけです。
公式ホームページより
スタッフ
監督・撮影・編集:今村彩子
撮影:堀田哲生
監修:山田進一
音楽:やとみまたはち
音響効果: 斉藤元
整音:澤田弘基
MAマネジメント:関純一
編集補助:小池英恵
英語翻訳:William J. Herlofsky
文字おこし:青木裕・磯村恵・伊藤静枝・今村敏雄・片岡路子・川中千亜希・北村奈緒子・久野恭子・黒 貴美・坂野和子・櫻井悟・鈴木智子
グラフィックデザイン:鳥居正幸 ・小笠原円
パンフレット撮影:川嶋なぎさ
コピーライティング:中島理恵子
配給協力・宣伝:リガード
制作・配給:Studio AYA