映画『 あるアトリエの100年 』
2018年02月23日(金)、24日(土)、25日(日)の3日間に映画『 あるアトリエの100年 』上映会を開催しました。アンケートにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。
18歳~39歳
面白かったです。でも情報量が多すぎて頭の中がややオーバーヒート?!気味になりました。自分が高校生の時に、もしこういう映画をみていたら、もっと国語の文学史や美術の美術史などがただの暗記ではなく、興味をもって覚えたり、その後そのものを読んだり見に行ったりしたのかなと思いました。また、“場所”がある、っていうのもいいなあ…、人あってこそだけど、そこにある場所が色んな人々の人生につながっていく…、そして時代もつながっていく…、そう感じました。]40歳~59歳
ナレーションの男性、女性とも、さわやかな声で効果的に感じた。感性豊な画家やアーティストさんの交流している様子が、声が聞こえなくても、写真から楽しい語らいが伝わってくるようで、笑みが自然に浮かんでくる自分がいた。岡田八千代さんの生涯がなぜか一番心に残りました。岡田アトリエの今を見てみたいです。
“北方シネマ”という名前にひかれて東田シネマの存在を知り、映画のテーマは二の次できましたが、とてもとても、心を揺さぶられました。人の生涯というのに興味があり、ドキュメンタリーは好きな分野です。この映画に描かれた中心人物、そして取り巻く人々、こういう歴史があったのかと、もっと深く知りたい気持ちになります。日本画は大好きな分野ですが、岡田三郎助という名前を知りませんでした。今後、特に注意して観てみたい画家となりました。作品(映画の中に出てきた)はどれも素晴らしかったです。確かに生きていた人々として迫ってきました。
たまにはこんな映画も良いかと思った。紹介される映画はどれもこれも素晴らしい物だったが、ナレーションが個人的に最悪で耳ざわりだった。次回作に期待。
60歳以上
楽しいような悲しいような、「春歌」を見聞きしたいものです。100年のアトリエ、素晴らしかったです。岡田三郎助を中心としたキラ星のように現れた画家たち、洋画の黎明期を知ることが出来た。彼らの真剣な絵に対する精神に触れることが出来良かったです。
とてもよい企画だと思いました。又、妻である八千代の生涯も、素晴らしい新しい時代を切り開いた一人の女性として憧れを持った。
今までの一番の見応えのある映画、充足感を覚えました。
絵はえ~ね!!とだじゃれ!!少し暇が出来たら、日本の各地の美術館を巡る旅に出たいな~と思った。心豊なひとときをありがとう。それにしても早く春~よ来い。
素晴らしい作品に感動致しました。日本を代表する方々を身近に感じる気が致しました。
こちらでの上映を見るのは初めてです。映画を見るのは30年ぶりくらいだと思います。久し振りで見応えのある作品、そして、母親から岡田三郎助、岡田八千代の話をよく耳にしていた。思いが、やっと分かった様に思います。今しばらく早く見たかったシネマです。
大変良かった。3本見せて頂いて一番良かった。上映時間が長かった。
この作品は興味深かった。知り合いの方のシンギングボウル演奏家さんとお会い出来てよかった。
岡田三郎助の影響を受けた人々の多彩な活動の殆どを知ることができ、幸せでした。知らない画家たちの活動も判って素晴らしかった。
岡田三郎助と八千代夫人、その周辺に居られた人たちの様子など、とても興味深い作品でした。知らなかった事も多々あり、感激しました。ありがとうございました。
貴重なドキュメンタリー映画、楽しみに、また来たいと思います。
地味な作品ですが、岡田三郎助は知っていましたが、その妻八千代さんの存在は初めて知りました。この作品は、明治以降の女性文化史としても楽しめました。
絵画とドキュメンタリーが一体となった、素晴らしい作品でした。
絵画に興味のない人には少し退屈かもしれません。私は絵を描きたくなりました。
絵画の話で楽しくためになった。
いわゆる画壇の絵がおもしろくないのは、芸大、日展の世界がつまらないからかも。素人であるゴッホの方が面白い。
岡田三郎助、スゴイです。どれだけの人を画家や工芸家を輩出したことであろうか!!森田元子(女子美術学校)、三岸節子さんなどの女流画家やガラス工芸作家、岩田藤七。岡田八千代が伊達邸を辻永に譲る。辻永は生涯に渡り、2万点の植物画を残す。八千代は、作家、劇団、女流の方々の支援をする。三郎助、八千代夫妻の「日本芸術」に果たした大きな功績を初めて知りました。夫婦の形としても、このお二人は最前線を行っていたと思います。
市内に住みながら素晴らしい会場、認識不足で恥ずかしい限りです。久留米石橋美術館の岡田三郎助作品を忘れることは出来ません。新聞等の広告、気をつけておきます。日本絵画美術の創世記、感動しました。お手紙下さった増永様に深く感謝申し上げます。
資料を集めるのは大変だったと思います。今後も頑張ってよい作品を作ってください。
日本の美術史的なことが少しわかって楽しかったです。佐賀市!!
とても良かったです。
日本の画家の夜明けを見た思いです。とてもいい映画と思います。最後まで楽しく見ました。
一つの小さなアトリエから、これだけの歴史を掘り起こしていったという設定が実に面白い。徹底したリサーチに脱帽した。
とてもわかりやすく、岡田三郎助やまわりの人々のことがまとめられていました。予告編も興味深い作品がたくさんあり、又来たいと思いました。
明治大正昭和の、時代の流れ、自分の意志を貫く人々の苦悩の中の楽しさ、今の時代も変わらず息づいているのでしょう。アトリエに行ってみたくなりました。
年齢未記入
Eメールで案内をいただきました。これからも宜しくお願いします。10年程前から全国の美術館めぐりをしています。なつかしい所、名前がたくさん出てきました。楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。三郎助の生き様、執念がよく分かる映画。当時、三郎助と八千代夫婦ほど異端の夫婦はなかったと思うが、あえて、執着なく生きとおしたことが、この時代はとても新鮮だったと思う。
関連するたくさんの画家が出てきて、とても興味深い映画でした。
ドキュメンタリー映画を東田シネマでみることは、多方面でいろいろな発見につながり、その選出に驚きます。そして歴史やそして今回は美術面と思想面を学びました。様々な事象の裏側から理解するこの楽しさと必要性をいつも感じます。大変興味深い映画でした。ありがとうございました。
ひとつのアトリエから、様々な人々のことがわかる。古くなっても、残していくことのすばらしさを感じた。
登場する画家(芸術家)の方々は、幸せな生涯だったのだろうと思いました。格調高い映画をありがとうございました。
今と違い洋画を描く事もかんたんではなかったと思うが、その中で人を育てることにも尽力されてすばらしい。
とてもよかったです。明治~昭和のかんじがわかって勉強になりました。
画家のつながりを知っておもしろく思いました。出ている絵が素晴らしく、ぜひ本物を見たいと感じました。
貴重な絵を沢山見せていただきました。
足が悪いので、場所を探すのがきつかったです。
一つの家(アトリエ)に多くの人が集まり、一人の画家に多くの人の人生がかかわって100年の時が流れると思うと、人生は深いなと感じる。物語(フィクション)でないドキュメンタリーは、全て自分で深く考え、結論が出ないままずっと月日がたっても考えてしまう。忘れられなくなってしまうと思う。
印象深い作品でしたが、少し冗長でもう少し焦点をしぼってほしかった。
明治の後半、大正にかけて日本が大きな戦争になる事をユメにも思わず、自分達の出来る事をしようと、中国など近くの国々に対する戦争に思いは及ばなかったのか、貧しい人々の問題など見えない生活を楽しんでいたのか…?
昭和を生きた人間として前の人々の大きさに心打たれます。このような自主制作の作品が見られた事、岡田三郎助のこの時代の人間の大きさを心より感じました。思わず見入ってしましました。
ここで上映されている事ははじめて知りました。これからは作品によっては足を運びたいと思います。
古沢岩美の“日本兵の絵”――実物をみたいものだ。
「東田シネマ」の所在がわからず、スペースワールド駅で尋ねましたが――ネットで調べてくれて… 「環境ミュージアム」の玄関(入口)付近にも「東田シネマ」の看板もなく…、一工夫されて下さい。・美術部門を始め活躍した岡田ご夫婦のことを知ることができ、感慨一入です。女性の活躍が育成された時代を幸せに思います。
足が悪いので場所を探すのがきつかったです。
なかなか見れない映画を見せていただき、ありがとうございました。
日本にもこの様なすばらしい画家などが居た事をはじめて知りました。多くの方に知ってもらいたいですね。
多くの人が出てとても参考になった。
日本の画壇を育てた画家、女性画家の映像すばらしかった。知らなかったことばかりでした。岡田三郎助・八千代さんの偉業、女性画家(ーー会)の活躍、新鮮でおどろきのすばらしい歴史です。残された画の数々をたのしめたひとときでした。
ドキュメンタリーは眠くなるので苦手ですが、とても素敵なものを観ることができ良かったです。岡田さん夫婦の「お互いを敬愛した」生き方も感動しました。演芸人との関わり方など知れて良かったです。知らない画家の方たちの存在にもふれられました。女性の画家たちが、これだけたくさんいたんですね。美術館に行きたくなりました。
明治・大正は、いろんな分野で、人々の思いが花開き今(現在)につながる基礎ができたのですね。一人の人に様々な人が、継ながり、発展し広がっていく様子が、フィルムを通して伝わってきました。女性の意識が開花し行動したことが、現代の女性に引きつがれていること願うのみです。池袋サロン、戦前の頃とても花やかだったこと、芝居〝目(耳?)のある風景〟(愛光の絵)で知りました。こちらのことも、どんな作家さんたちが集まって、どんな生活だったのか知りたいと、今日の映画をみて思いました。
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