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映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』ホームページ予告編
映画の感想!まとめ
東田シネマvol.12記事はこちら!

2015年11月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間、第12回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。また、皆様からいただいた様々なご意見に関してはこちらにまとめてあります。あわせてご覧ください。

感想 映画『イラク チグリスに浮かぶ平和』

*やっぱり日本は道をあやまった・・・と感じた。(男性)

*東田シネマの存在を初めて知りました。イラクの苦悩は多少知ってはおりましたが、私達世界は一体どこに向かって進んでいるのでしょうか?先進国が中東にかかわることでどんどんモンスターを生んでいることはどう解決すれば…。(女性)

*重い、考えさせられます。(女性)

*寒いので半分も感動がなかった、残念無念。(女性)

*初めて参加しました。東田シネマのことをもっと早く知っていればと思いました。今後もぜひ参加したいと思います。イラク戦争を支持した日本にも責任がある、という言葉にドキッとしました。そして今日本はさらに危険な状態に入りこもうとしていると感じています。今が戦前にならないように大いに声を上げ行動しなければなりません。(男性)

*戦争は多くの学びを私たちに与える。しかし私たちはその学びを生かそうとしない。また、同じようなことが繰り返されるかもしれない。私たちが自分の命の価値に本当に気づくまでは。(男性)

*チグリスの上でだけほんとうにリラックスできる、というシーンで涙が噴出してしまいました。(女性)

*映画の中の言葉のひとつひとつをもう一度ゆっくり考え味わいたいです。日常生活の中でも改めたいことが多く出てきそうです。ありがとうございました。(女性)

*胸が痛くて何も(××?)ませんが日本の平和に感謝です。(女性)

*マスメディアの報道がないと忘れがちになることを痛感しました。戦争で犠牲になるのは何の罪もない市民、アリ・サクバンさんのような家族が沢山いることをもっと多くの人が知らなければ。平和憲法を持つ日本がイラク戦争を支持した責任も重い。

*戦争によって得たものは何だったのか。10年というスパンで市井の人々を撮り続けたドキュメンタリーに深く考えさせられる。あのフセイン像が倒されるときにイラク国旗を揚げて抗議する人たちもいたことに驚く。それは象徴的なシーンしか報道されないマスメディアに 知らず知らず洗脳されていたことを知るからだ。世界を支配するアメリカの戦略の一つとしてイラク戦争が起こされたとすれば、息子のアリを殺されて放心する最後の父のシーンに、自衛隊を派遣した日本人の一人として言葉がない。(男性)

*毎日世界の多くの土地で人が人に傷つけられ、殺されていることをなかなか実感できず、しかし、私たちが加害者の側に立っていることを認識して生きなければと思います。(女性)

*今回もメールでの連絡受けました。ありがとうございます。とかく白人、アメリカ人が殺さると話題にするが、「殺されたのは白人だけじゃない!」そうフランスのテロでのフランスに住む女性が笑って言っているTVをみたがまさにそうだった。(男性)

*次回も行きます。少ない観客でも頑張って続けていただければ幸いです。(男性)

*イラク戦争から今のシリア「イスラム国」の戦闘へ常に発端からアメリカが在ることを表したもの。子どもたちとその家族の笑顔と心の中の哀しみがそのことを語っている映画だった。多くの人たちに観て欲しい。

*戦争のリアルと真実の報道とは何かを考えさせてくれたまさに必見のドキュメンタリーでした。2003年イラク戦争バクダッド空爆のニュースをテレビで見ていた。まるで花火大会の如く夜空に閃光が走る映像が印象的だった。奇妙に戦争の惨たらしさを全く感じなかったことを覚えている。

 しかし、この映画によって、テレビで見た空爆によって自宅を破壊され愛する子供二人を殺され失った家族の悲しみを通して戦争のリアルな惨たらしさを実相として理解できた。当時の主要メディアが流したニュースは米軍(政府)提供、又は米国の大手メディアから提供されたニュースソースをただ流すだけで、10万人以上の命が奪われたイラク現地で空爆直撃の住宅、被災者が運び込まれた病院の生(々)しい映像及びインタービューは全く皆無であった。この映画を製作した綿井健勝監督を除いては!2003年空爆前後から10年後の2013年まで毎年の如く現地入りし、その家族を訪ね取材を重ねた。

ジャーナリストとして真摯なる取材の積み重ねによってこの映画を見た人に戦争のリアルさ、真実の報道とは何かを考えさせる内容を持つ映像として可視化した。最後に出てくる爆撃によって身体の一部を奪われ傷ついた女性がはっきりと「米国を支援した国を私達は忘れない」「日本もイラクに自衛隊を駐留させた。決して許さない!」と述べた姿をわれわれ日本人は忘れてはならない。(男性)

*寒すぎ! 本当にすごい映画、かわいい子供たちのむごい死に方,つらい!何で人間はおろかなんだろうとつくづく感じました。むごい映像を観ながら日本だって…。原爆や戦争の事考えました。戦争はいけない、そう思います。みなが早く知ってくれればと思う(女性)

*イラク戦争を外からしか知っていないことがよく分かった。今テロが多発しているが西側の勝手な理由でイスラム圏の方々を蹂躙しているように思う。こんな世界にしていってはいけない。何か生きてる同世代としてできることをしようと思う。(女性)

*これからも様々なドキュメンタリーをお願いします。

*戦争は絶対あってはならない。子どもたちの将来の為にも平和であってほしい。今日本は戦争に向かっているようですが、国民全体で反戦運動をしていきたい。

*初めて参加しました。平和のありがたさをつくづく感じた。

*イラクのことをよく知りませんでした。戦争がどのような名目であれ、人の幸せをこわすものとの思いを強めました。もし日本でもと思うと怖いです。責任は日本にもあるといったテニスの女の子の言葉が重いです。責任は一般市民にも、声を上げなかった私たちにもあるとの言葉も。 (男性)

*愛する人々の戦争による死、そこからは何の発展もなく只、憎しみしか生まれない。しかし、自身の中にある愛によって人々は生きていけるものなんですね。愛のある本当の解決法が必ずあるはず。どうか未来の子どもたちがキラキラ輝いていますように。

*いのちの重みは世界中どこでも変わらないはずなのに、戦争で失われるいのちがあとを絶たないことに強い憤りを感じました。今、日本でできること…過去の過ちを決して繰り返してはならないと、多くの人と共有していきたいと、強く思いました。寒かったです。(女性) 
 

*戦争に良い戦争なんて絶対にない。その国の事は絶対にその国の人たちが未来を決めていくべきだと思う。 アメリカも日本の罪も大きい。金子みすずの「みんな違ってみんな良い」のことばを思いながら…。日本は今本当にきな臭くなってきている。戦争をおこすことのないよう本気で声を上げなければいけない時。(女性)

*舟に乗るイラクの人が「このチグリスの川の上にいるのが一番安全だ。地上のように爆弾や検問にあうことがないからだ」。イラクの現実を最も表現した言葉だった。「今から悪くなるばかりでも日々は続く」という言葉も重かった。 米国のイラク爆撃でパンドラの箱が開いた。「サダムの時はテロはなかった。と嘆く現実。ISをはじめテロの続発をこれからどう止めるのか解のないままこの映画を見終わる。(男性)

*平和、これは人間にとって一番幸福な大切なものだと映画を見て強く感じました。(女性)
*イラクでのアメリカの戦争が何だったのか。これほどに強く感じたのは初めてでした。中東の人達の幸せをこれ以上踏みにじることのないよう、日本人としての責任を果たしていきたいと思います。(女性)

*どこに住んでいても世界中の人々の願いは平和、家族と暮らすこと、ただそれだけです。大国は全て戦争被害者に補償すべき、当然日本も!!(女性)

*アリさん家族との12年に及ぶ交流。イラク戦争、その前の湾岸戦争、イラン戦争によってイラクの国民たちは親族を何人もなくしています。アリのお父様が「戦争には何も意味がない。理由がない。大義がない。と最後に語った言葉がとても印象的でした。チグリスに浮かぶ小舟の上にしか安全で自由な所がないのはとても皮肉なことだなと思いました。戦争をしないという強い意思・連帯・行動が今、世界中で求められているのではないかと思いました。前売り券の発売開始、有難うございました。

*戦下で生きてゆく人々のつらさ苦しさははかり知れません。ましてや子どもたちの命が簡単に奪われてゆく現実は痛ましすぎます。戦争は決してあってはならないし、私達も心して生きてゆくことが必要とつくづく思いました。 

*イラクで殺された友人を思い出し涙がとまりません。(女性)

*世界の一断面。(男性)

*よかった。(男性) 

*列強が仕組んだ不条理。イラクでの一般の家庭が壊されていく現実をなんとなく聞いていましたが映像に圧倒されました。(男性)

*誤爆で家族を亡くした方、テニスの選手を取材して、その原因を話してくれた女性の言葉が印象的でした。“日本にも責任がある”

*一つの家族と長年関係を作って撮影し続けた監督の執念と人間性に頭が下がります。日本も無関係ではない、と証言された映画の中の少女。家族を7人も殺された人、自殺したくてもできないと踏みとどまる人、集団的自衛権や戦争法が決まった今日の日本でこの映画が見られたことが有りがたいです。彼が死ぬほど欲しがっている日常の平和を日本が自らアメリカと共に手放すことほど愚かなことはない、と強く思いました。(女性)

*報道されなかった事が多くあり、状況が理解できた。(男性)

*中東に1日でも早く平和が来ることを願わずにはいられないですね。

*今のイラクの現実を知ることが出来ました。平和を祈るばかりです。

*「チグリスの上にしか安らぐ場所がない」これ以上の言葉があるでしょうか。彼等にとって救いとなった綿井さんがいらっしゃったこと、私も救われました。

*私たちが知らないことがいっぱいあると思いました。貴重な記録です。日本の人がみんな見て欲しいと思いました。(男性)

*何のため?と問いながら観ていました。報道されていることのうしろにもたくさんの現実があることを常に考えないと。やはり武器では何も解決しないですよね。自分たちの事として声に出さないといけないです。

*言葉が出ません。今のイラクはあの頃よりももっと悪化しているでしょう。アリさんの家族は今どうしているのでしょうか。

*イラク戦争とその後の実際の様子が分かった。日本にはアメリカは友好国でアメリカは無条件に好意的で、アメリカの協力をするのは当たり前みたいに感じているひとが、たくさんいる。ちょっとは疑問を持ってほしいと思う。 

*中東の悲劇がアメリカを中心とする(×?)国によって作り出されていること。これがパリの事件、ISの台頭、さらにアメリカ・フランス・ロシアの空爆へとつながっていることを考えさせられた。こんなアメリカの戦争に集団的自衛権の名のもとに安倍政権は加担しようとしてることを考えさせられた。(男性)

*経済優先のアベ政権の独走にはとても不安を感じます。戦争70年の平和は、ベトナム戦争、イラク戦争に加担した日本人が誇れるものではありません。集団的自衛権、秘密保護法は絶対反対です。アメリカの利権主義につき従わず、憲法9条をしっかり守るよう、声を出したいと思います。

*チグリス川…世界史の学習で覚えた名前。どんなとこか、その時考えることもなくとにかく覚えていた。四大文明発祥の地、素晴らしい文明がそこにあり、人が豊かに生活していたのだと思う。今の世界は良い方に言っているとはとてもいえない。人間は劣っているのだろうか。03年3月に始まった身勝手な攻撃に気が重くなる。映画の中で市民にも責任があるという言葉に、今のこの国を思う。パリでの“テロ”はあんなに報道されるのにもうすでに10万人以上が亡くなっているイラク、シリア、アフガン、パキスタン・・・の人々のことについてはほとんど報道されない。一方的な見方しかさせないようなものに自分自身が気を付けて、物事をみて考えていかなければならないと思う。アメリカをはじめとする“大国(勿論日本を含めて)武器商人たちに怒りを覚えるとともに、それを許してしまっている世界の一員であることを改めて考える、何ができるかは、何とも弱すぎて…と思うが、しかし日々の生活を普通に続けることを阻む隠れた力に対してはものを言い抗っていこうと思う。考え続けたい。一日も早く世界の人々に安心の生活がもたらせられるように―それを願う。

*今のシリア情勢についても疑わしいことおかしいことがいっぱいです。事実を知りたい。何が起こっているのか、起こされているのか、誰が「高笑い」しているのか、真実を追求する報道をしていただけたら、と思います。

*中東の問題はとても難しいと思いました。日本政府は単純に考えすぎだと思いました。イラク(アリさん)の子どもたちの未来に希望がある事を祈りたいです。(男性)

*戦争が何をもたらすのかを鏡のように映す記録だと思った。普通の人々は怒り悲しむ。イラクの未来の日本人のすがたである。普通の優しい父や母、息子や娘を殺される。今この時にも世界のどこかで起きている現実。(女性)

*イラク戦争って何だったの?唯アメリカ軍の兵器を使う事だけが目的みたい。大量の兵器あるからとの理由で? 自国の兵器は何なのよ。米軍の兵器を使用し新たに兵器を手にするだけ?他国の事はほっといて、自分の頭の上のハエでもおいなさい。(女性)

*戦いからは何も生まれない。何の罪もない人たちがどうして傷つかなければならないのだろう。(女性)

*戦争は本当に嫌だと思った。観るだけでも辛い映像の数々。アリの子どもたちが平和で大きくなってほしい。自分(私自身)にできることは何なのか、考えてしまう。綿井さんの危険の中での撮影、人間はいろんな可能性、勇気があると思った。ありがとうございました。(女性)

*イラク戦争は何だったんだ。庶民がいつも犠牲になる。戦争は絶対にいけない。被害はいつも民衆だ。(女性)

*言葉が出てきません。日本が戦争の当番者にさらに突っ込まない様に声を上げなければ、そして戦争の根源を見抜けなければと思います。

*とても重い作品で何かへの怒りがわき出してきてどうしようもなかった。それは単にアメリカとかフセインとか特定なものではない世の中の不条理、人間の欲などか。でも何が起こっても淡々といきていかなければならないのが人間、動物なのだと思った。

*戦争に正義などないですよ。殺人だと。(女性)

*改めて戦争の悲惨さを思いました。月並みですが。

*戦争は何も残らない。10年経っても平和にならない。一日も早く平和に暮らすことが出来ますように。

*一部をNHKテレビで拝見した気がします。その後のご家族を知ることが出来て心温まる思いがしました。平和だった町が戦争であんなになり、人々がどうにか生きようというあり様。私の母親(95歳)が戦争だけは絶対しちゃいけないという言葉が本当だと思われました。(女性)

*心が痛んだ。イラク戦争から10年もの月日が経っていた。戦争で何があっていたのか、そこのことが分かったような気がした。愚かな戦争をしてはいけない!何よりも生命が大切である!(女性)

*なぜ戦争を始めたのか? 何も罪のない一市民、家族をどんなに苦しめたのかとても残念です。悲しいです。戦争は何の意味を持たないと解って欲しいですね。

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