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映画『ショージとタカオ』ホームページ予告編映画の感想!まとめ

東田シネマvol.15記事はこちら
ショージと監督から東田シネマにいただいたメッセージはこちら

2016 年02月19日(金)、20日(土)21日(日)の3日間、第15回の東田シネマが開催されました。ご来場いただいた皆様、お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。ここに、ご来場の皆様からいただいた映画の感想を掲載いたします。皆様のご協力に感謝します。また、皆様からいただいた様々なご意見に関してはこちらにまとめてあります。あわせてご覧ください。


感想 映画 『 ショージとタカオ 』

*すてきな映画でした。こんな過酷な状況なのに二人が生きることに明るく情熱をもっておられるのに驚きました。毎日感謝して生きてるなんて、こんな方々が冤罪の被害者だなんて、今後どうぞ幸せに過ごされますように。(女性)

*冤罪はこうして作られる。警察で認めると裁判所の裁判官がそれを覆すことを期待してはいけない。再審を開始するのに30数年かかる長い闘い。自分だったらどうしているだろうかと考えさせられました。ショージさんとタカオさんの最初は弱々しくチャラチャラしている部分もあったかもしれませんが刑務所、闘いを通して素晴らしい成長を遂げられました。神様はお二人に、そしてそれを支える人々をちゃんと見守られ、恵みを与えられたのではないかと思いました。今回もとても良い映画を上映してくださいましてありがとうございました。(女性)

*とても良かったです!ご本人たちもですが、支える方々の粘り強さに敬意を表します。すごいことだと思います。井手さんもすごい!! (女性)

*日本の裁判や警察は法に基づいて罪を罰するという基本的な姿勢がおかしいと思います。冤罪率も知られている以上にあるのではないかと思います。こういう事実の記録は大切だと思います。 (女性)

*14年間という長い取材に純粋にすごいと感じた。

*よかった。ただ最初のナレーションで「自白した」とあるのは「自白調書をつくられた」と流すべきだろう。 (男性)

*長い時間でしたが、これこそが事件開始から43年たっても尚、普通の人生を歩めなかったショージとタカオを象徴するように思えてなりません。犯人に仕立て上げられる恐ろしさは誰もが体験する可能性があると思えました。若い時「遊び人」として「目をつけられる存在」であったお二人が出所以来、又入房の時からまじめな人誠実な方であったことが伝わり、普通の人生を返してほしいとお二人の無罪を今こそ最高裁判所は示してほしいと願います。

*この前テレビでにげる女を観ました。何げない日常生活者から罪人になってしまう。その怖さが日常的に考えていないので、なおさら怖い。三日前の事など事細かにおぼえていないのが私たちふつうの生活者ではないのでしょうか。

*三度目の鑑賞ですが、何度見ても冤罪の恐ろしさ、桜井さん、杉山さんの人生、生き方に感動します。( 女性)

*テレビドラマの刑事もので犯人を取り調べる刑事はかっこう良いけれど、現実の中ではどのくらい冤罪があるのだろう。警察情報のみをうのみにしたメディアの報道姿勢にも疑問を感じる。冤罪がどんなにその人に苦痛を与え人生を狂わすか本当に恐いことがわかった。(女性)

*警察ってこういうことしますよね。犯人を挙げないのより、間違った人を犯人にしてしまうことが悪だということを一般認識とすべきだと強く思いました。(男性)

*新聞でこの映画の紹介文を見ていたので、北九州でも公開されるのか、とても関心がありました。また、壁のコンサートも一度聞いていたので関心を持っていたので、観ることが出来てよかった。杉山さんのご冥福をお祈りします。

*分かり易いドキュメントでした。本音が語られていたのが印象的でした。2時間半の時間が短く感じました。

*可視化の必要性を強く感じる。(女性)

*冤罪という大きな国家(検察)権力に立ち向かう2人の姿が明るく少し救われました。それは正に2人の無実を信じて支えている弁護士さん方、家族・友人の変わらぬ態度です。弁護士さんの言葉が印象的でした。

*映画館では上映しない、社会的問題のある作品でとても良かったです。又興味ある作品を見に来たいと思います。(男性)

*日本の権力は弱いものいじめをするのも大抵にしてほしい。40年といえば人の一生の大半にあたる。

*冤罪事件・・・布川事件を初めて知りました。それだけ関心を持っていなかったのだなーと思い、恥ずかしかったです。何故こういった事件が起こるのか?今も冤罪が起こっているのか?大変なことだと思います。年齢が同じくらいの二人の思いをどうとらえていいのか、自分だったらどうするのか考えさせられました。良い映画を有難う御座いました。(女性)
*「ショージとタカオ」のチラシ、ポスターのビジュアル・デザインが好きです。ブルージーな音楽も良い!監督のセンスが素晴らしい。 ドキュメンタリー=暗くマジメな映画と思われがちなイメージを打破するポップさが新しくかっこ良いと思います!ベン・シャーンの描いた「サツコとバンゼッティ」(「死刑台のメロディ」の主人公になった二人)をすごく久々に思い出しました。冤罪という重荷とよく闘っているなあと、二人の生きざまに感動しました。(女性)

*ショージさんの奥さんの話を通じて冤罪被害者の気持ちがよく分かりました。 (男性)

*布川事件の再審までの長期の裁判を闘う二人が明るく楽しい映像が多かったですが、本当は歯がゆいでたまらないのでしょうが、それを抑えたドキュメント企画は良いです。(男性)

*不条理なことがあるのを知りました。(女性)

*当事者の苦労と、なんだろうと思う法??  井手さんの永きにわたる撮影にも頭が下がる思いでした。最後まで頑張って下さい。(男性)

*重い作品と思って来たのですが、この二人の性格、生き方に助けられ面白く見せてもらいました。しかし、このような冤罪が本当に存在するとは恐い事だと思い、二人の幸せが、続く事を祈ります。いい作品でした。(女性)

*許しがたい事実、冤罪。人の一生がなくなってしまう、心の痛み、傷も深い。絶対にあってはならない。でもなくならないのはなぜだろう。人間は悲し…。お二人の変化が嬉しかった。(女性)

*軽々しく言葉をつづれません。井手監督のご努力にも頭が下がりました。この作品を観る機会をつくっていただいたスタッフの皆さんにも感謝します。

*人生とは何かを考えさせられました。

*本当にご苦労様に尽きる!(男性)

*長い期間のドキュメントで、作家の方の情熱を感じました。また、展開もポップな感じで長い映画でしたが、楽しくみることができました。その後の展開はニュースなどで知っていますが、杉山さんが、亡くなったと聞きました。桜井さんは今も活動家として頑張っておられるようです。ぜひ再審とその後の国賠、終わった後の二人の生活までも追加で取材し、このドキュメントを完成させて欲しいです。(男性)

*とても素晴らしい作品でした。国家権力に怒りを感じます。まだまだ狭山事件もあります。

*この不条理、この国のこの国家の、勝訴しても失った、失われたショージとタカオの人生は帰ってこない。けど、この二人のその後の人生は輝いて見える。けど、その光が強く映るのはそれだけ闇が深いからだと感じた。(男性)

*素晴らしいドキュメンタリーでした。明るいタッチで作られていましたが二人の心の中を想像すると・・・。二人を含めこのような冤罪で苦しむ人がいないことを祈ります。11「ミタケオヤシン」・12「イラク~チグリスに浮かぶ平和」を見逃して非常に残念です。 (男性) 

*事件の知識は無く勧められて予告を見た上で来たのですが、最近も鹿児島の冤罪事件の特集がTVでやっていたので、関心を持って観ました。マイノリティー、弱い立場の方へのあたたかいまなざしで映画がつくられていたと思います。一般的、個人的にはドキュメンタリーは映画だと眠くなりやすいのですが、最後までしっかり見れました。ただ、思ったより長かったので、終了時刻までHPにのせて欲しかったです。

*法曹関係者や司法修習生に観てもらい、これから冤罪をなくすためのシステムを構築しなければならないと感じました。まずは取り調べの可視化。

*布川事件の映画は非常に大変で、厳しい中で不屈に闘ってきた2人の英雄的な生き様に感動した。(男性)

*日本の裁判もなかなか変わらない。特に冤罪についての司法・警察の責任のなさに唖然とします。裁判も長い、映画も少し長い感じがしますが貴重なドキュメンタリーと思います。どうすればこのような事件がなくなるのか!やはり政治に行きつくのかと思います。(男性)

*仮釈放されてもなお、冤罪とわかった時点で無罪を勝ち取るためにいったいどれだけの時間が必要なのか。気の遠くなるような闘いをし続けた二人と応援した弁護士さんはじめ、多くの支援者の皆さんに敬意を表したいです。そして、こうした事実を長期間取材された、監督の井手さんありがとうございました。 (女性)

*ショージさんとタカオさん。東京高裁前で会ったことあります。高裁決定の時だったと思います。それ以前にもあったと思います。ショージさんたくましいんですよね、少し話したら…人間暗くなったらダメだな、前向きに明るくやらんけりゃなって、映像と音楽に励まされた、そんな感じです。(男性)


*冤罪は許せない。

*司法の在り方が問われる。 

*検察の中に良心的な人はいないのか。・謝罪をしないのは? (男性)

*2010年だったと思いますが、NHKのラジオ番組「ラジオビタミン」に井手さんが出演され、村上信夫アナウンサーと話されていたことを思い出しました。その数年前に「壁の歌」の歌手佐藤光政さんのCDを買ってこの布川事件の事を知っていました。本日映画を観ることが出来て嬉しいです。映画を作られた井手さんに感謝です。(女性)
*遅刻しました。明るくてよかったです。 (女性)

*冤罪被害を悩む多くの人の希望を与える映画だと思いました。また、ショージとタカオさんの日常とその苦労を知ることが出来ました。

*杉山さん、桜井さんの生活(仮釈放)がその苦悩も含めしっかりとらえられていて、改めて心が揺さぶられました。杉山さんが亡くなられた、本当にさみしい思いです。ありがとうございました。

*布川事件や冤罪の事は新聞の記事として知っているだけだったが、こういう映画を観ることで、その方の事を身近に感じ、冤罪の真の罪を知ることが出来る。このドキュメンタリーも時間をかけてとられているので、時をじかに感じることができた。とらわれていた時間、社会に出てからの時間、人の変化、心境の変化などこの2時間半の映画で体験できた気がします。長い映画でしたが、長さを感じることなく引き込まれて観ました。監督の井手さんの話が聞けて良かったです。

*布川事件名は知っていましたが、内容について深く知ることはありませんでした。ショージとタカオの息長い闘いと支援者の力強い関わりが淡々と描かれていましたが、それだけに感動しました。又、生活者として地道に自分の家庭を築き、まだまだ国際的にも活動し続けている事に今後も見守りたいと思う。奥さんの明るい笑顔と支えが忘れられない。(女性)

*確かに普通の冤罪告発映画とは違いポップである。14年の??映像が「ショージとタカオ」の人間性を活写しており、編集の巧みさもあって時系列でよくわかる。杉山さんが亡くなった事は大変残念だが、結果を成し遂げてのもので、本人も悔いはないのかもしれない。そんな気持ちにさせる映画だった。(男性)

*ご本人たちの話は直接聞いたことがあります。冤罪をなくす取り調べの可視化など実現してほしいものです。その人の一生を強制的な取り調べで壊してしまっていいものでしょうか。お二人は結婚されタカオさんはお子さんもあり大変良かったですね。

*良かった、身近に感じられました。アップの映像も迫力がありました。(男性)

*布川事件の支援を続けてきました。現在も国家賠償請求訴訟の支援をしています。今日は長い闘いの中で見えていなかったことを伝えていただきました。お二人の一生懸命さが心に響きます。(女性)

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