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未来へ突き抜ける炭鉱力。ゴットン。


東田シネマvol.63は、映画 『 作兵衛さんと日本を掘る 』を上映します。

時間がいつもと違います!

02/14(金)13:00|15:30|18:30
02/15(土)13:00|15:30|18:30

▼ 延期 ▼ 
04/17(金)を予定していた北方シネマの上映会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から延期致します。参加をご検討いただいていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。(2020/03/21

04/17(金)18:30 北方シネマにて上映!
会場:北九州市立大学北方キャンパス本館A−101

料金:
1000円/予約一般
1200円/当日一般
0500円/大学・高校生
1000円/シニア(60歳以上)
1000円/障害者手帳をお持ちの方

会場がいつもと違います!

会場:枝光本町商店街アイアンシアター
〒805-0008 北九州市八幡東区枝光本町8-26
アクセス:JR鹿児島本線 枝光駅徒歩10分|スペースワールド駅徒歩15分


1964年、オリンピックの喧騒を遠くに感じていた労働者の見た風景は、2020年、変わっているのだろうか?


2011年5月25日、名もない炭坑夫の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産になった。暗く熱い地の底で、石炭を掘り出し運ぶ男と女。命がけの労働で、この国と私たちの生活を支えた人々の生々しい姿である。

作者の山本作兵衛さん(1892-1984)は、福岡県の筑豊炭田で、幼い頃から働いた生粋の炭坑夫だ。自らが体験した労働や生活を子や孫に伝えたいと、60歳も半ばを過ぎてから本格的に絵筆を握った。専門的な絵の教育は一度も受けていない。そして2000枚とも言われる絵を残した。

作兵衛さんが炭鉱の記録画を描き始めたのは、石炭から石油へというエネルギー革命で、国策により炭鉱が次々と消えていくさなかであった。その裏では原子力発電への準備が進んでいた。作兵衛さんは後の自伝で「底の方は少しも変わらなかった」と記している。その言葉から半世紀。作兵衛さんが見続けた「底」は今も変わらず、私たちの足元に存るのではないか?

作兵衛さんの残した記憶と向き合い、その絵さながらに働いた元おんな坑夫の人生や作兵衛さんを知る人々の証言を通じ、この国の過去と現在、未来を掘る!ゴットン!

公式サイトより抜粋

スタッフ

監督:熊谷博子
朗読:青木裕子(軽井沢朗読館)
ナレーション:山川健夫
音楽:黒田京子(作曲・ピアノ) 喜多直毅(ヴァイオリン)
撮影:中島広城 藤江潔
VE・美術:奥井義哉
​照明:佐藤才輔
編集:大橋富代
映像技術:柳生俊一
音響効果:よしむら欅 山野なおみ
MA:小長谷啓太 滝沢康
監督助手:土井かやの 長沢義文

2018年製作/111分/日本