桜井ショージ、63歳。職業、建設作業員。
杉山タカオ、64歳。職業、造園業。
何かにつけて2人は対照的。2人はライバル。
そして共通点は、ごくフツーのおじさん・・・?
いや違う。
フツーのおじさんになりたかったのに、なれなかった。
2010年度 第84回キネマ旬報文化映画部門ベスト・テン第1位第66回毎日映画コンクールドキュメンタリー映画賞
2011年文化庁文化記録映画大賞
日本映画批 評家大賞ドキュメンタリー作品賞
2011年釜山国際映画祭アジア部門最優秀ドキュメンタリー賞
2011年ドバイ国際映画祭 ベストヒューマンライツ映画賞
<お知らせ>
*ショージこと桜井昌司さんと井手洋子監督から東田シネマにメッセージを頂きました*
<速報!>
*2月21日(日)の上映会に井手洋子監督にご来場いただけることになりました!
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東田シネマvol.15は、映画『ショージとタカオ』を上映します。
02/19(金)13:30/17:20
02/20(土)13:30/17:20
02/21(日)13:30/17:20
一般の前売予約チケット1000円/当日1200円 大学・高校500円
<ご予約はこちら!> *******************
映画は、 ショージとタカオが仮釈放で刑務所から出て来るところから始まる。
ショージとタカオは布川事件と呼ばれる強盗殺人の犯人となって、20歳のときから29年間獄中にいた。「犯人じゃない!」獄中から、そして社会に戻って来てからも2人は無罪を訴え 、裁判のやり直しを求め続ける。
2人を偶然知ったディレクターの井出は、自分のカメラでその日常を記録し始める。券売機で電車の切符を買えないタカオ。廃屋同然になった我が家に呆然とするショージ。30年近くジャバと隔絶していた2人にとって、時代の変化は大きかった・・・。
仕事を見つけたい、彼女が欲しい・・・普通のおじさんになるためにハードルを乗り越えていく。2人のために法廷の扉は再び開くのか。
仮釈放された1996年秋から再審公判が始まった2010年夏までのショージとタカオの14年。仮釈放のとき、心はまだ青年だった2人は、14年の歳月の中で、それぞれ大きな変化をとげていく。
裁判ってナンダ?人権ってナンダ? ショージとタカオという2人のサイドから見つめる。
<公式サイトより>
コメント
周防正行(映画監督)/横山隆晴(フジテレビ編成制作局ゼネラルプロデューサー)/渡辺えり(女優・劇作家)/大谷昭宏(ジャーナリスト)/池田香代子(作家・エッセイスト・翻訳家)/長野智子(ニュースキャスター)/モルモット吉田(映画ライター)/木村晋介(弁護士・エッセイスト)他
スタッフ紹介
監督・撮影・編集・制作:井出洋子
撮影協力:西尾清 藤江潔 岡田文彦 西島房宏 須藤恵司 相馬健司
音楽:寺島琢哉 選曲:黒澤道雄 整音:久保田幸雄
制作協力:原田真志(イラスト) 長谷川玲 水野嘉女 林昌幸
編集協力:長島光男 江口洋二 MA 協映
配給:「ショージとタカオ」上映委員会
2010/カラー/デジタル/158分