▲▼▲
映画の内容に関する記述があります!まだ映画をご覧になっていない方はご注意を。
▼▲▼




映画の感想! vol.63 『 作兵衛さんと日本を掘る 』

2020年02月14日(金)、15日(土)に第63回の東田シネマ上映会が実施されました。枝光本町商店街アイアンシアターを会場とした初めての会でした。この会場には面白さと可能性を感じます。関係者の皆様、ありがとうございました。

一方で、ご参加の皆様には、環境ミュージアムではない会場、2日間開催と日頃と違うことが多く、不便を感じることもあったかと思います。お集まりいただいた皆様に感謝します。また、運営や情報拡散にご協力いただいている皆様にも同様であったと思います。いつもありがとうございます。

ここにアンケートに記載された皆様の声を掲載いたします。 

*回答原文記載
このサイトに掲載されている文章の無断での転載はご遠慮ください。





40歳~59歳




大変貴重な映画上映、ありがとうございました。弱者の苦しさはいつの世も変わりません。



いつも素晴らしい企画をして頂き、ありがとうございます。



会場が寒かった。



60歳以上




作兵衛さんの原画は何度もあちこちで見ていますが、映画は初めてです。しみじみと鑑賞させてもらいました。感動しました。よくまとめられていますね。ありがとう。



祖母も二つの炭鉱の選炭婦でした。残すべき筑豊を見れてありがとうございました。



作兵衛さんの記憶力の良さに感動した。又音楽が良くあっていた。女性坑夫の話は日本の本質は変わっていないと思いました。私の父親も筑豊出身であり、炭坑に働いてはいないが、したしみを持っていたが、差別があっていたとは知らなかった。



作兵衛さんの絵が見られてよかった。



私の父も、貝島炭坑の落盤事故でS28年11月亡くなりました。色々な想いで見させて頂きました。



石炭から石油、原発の関係がわかり良かった。



涙が出ました。



枝光アイアンシアターの放映、ときどきして欲しい。東田より階段席があって観やすい。



あらためて筑豊の歴史とともに、作兵衛さんの「仕事」に感銘をうけました。ありがとうございました。



作兵衛さんの絵だったら少しは見たことあるし、と思いながらも、一度はアイアンシアターに行ってみようと思って、捜し探し来ました。枝光駅で降りましたが、スペースワールドでもよかったかな~と思いました。知っている風景でしたので。とても深く掘り下げた映画でした。関係者も沢山出られていました。人に知らせます。



大変見応えのあるドキュメンタリーでした。『日本を掘る』というタイトルを考えてみたいと思います。



幼い頃我が家の風呂は石炭で沸かしていたし、近くの発電所は石炭火力で夏には煤煙が降って洗濯物を汚したりと身近な存在だったけど、この映画でその便利さ?の向こう側を見た気がしました。作兵衛さんの絵に囚われた菊畑氏の気持ちに共感します。



何回も観ましたが、いつも同じ感動をします。



30年程前だったか、戦跡めぐりで田川へ行き(主に強制連行の跡などだった)石炭資料館で初めて作兵衛さんの絵を見たことを思い出した。いわゆる絵画と違って説明文も多くて強烈な印象が残った。炭鉱の歴史、そこで働いていた人々の営み、歴史、生活の一部が分かり、興味深かった。



炭坑の事を何も知らなかったので、色々な事を知ることが出来た。このような事があったのかとびっくりする。絵の人物の目が生々として何か声が聞こえるようにあった。



今の日本の社会と重ねあわせてしまいました。作兵衛さんの作品が世界遺産となり大変よかったです。



92才まで元気に生きる。



ファクトを語り継ぎ、次世代、若い方々に伝えていきたいものです。素晴らしい機会の場を与えて頂いて感謝で一杯です。



後世に残すべき産炭地の遺産で、よくまとめられていたと思う。いわき炭鉱の映像部分で、朝鮮、中国人の強制連行の人たちを炭鉱で働かせたとのくだりがあったが、強制連行の表現は妥当ではないのではないか、製作者の意図が見えたのは残念。※以前、林えいだいさんのドキュメント映画の際も、同じ表現が使われていたが疑問に思う。



現在80才。20才の頃、将来の方向として炭坑に進むことも考えた。結果として(先輩に反対され)航空業界に進んだ。感慨深いものがあった。



労働基準法など民主主義的しくみが全くない時代での過酷な労働を強いられた。炭坑主は、莫大な利益を得たと考えられる。石炭が唯一といってもいいエネルギー源であったがゆえに。日本の労働のしくみは、今でも形を変えて、大企業ばかりが莫大な利益を得る形を維持している。炭鉱の実態を記録し、過去を振り返ることは、意味のあることだと思う。



年齢未記入




本当に大事なところを知らない自分に出会いました。福島で被災した人々の苦しさを、近づく3月を前にして色々思います。あの時期、転入、転出したクラスメートなど…。



作兵衛さんの絵をじっくり見ることが出来ました。炭坑の女性たちのたくましさがすばらしい、と思いました。