ペシャワール会公式サイト

開催|2022/06/07
東田シネマは上映を再開します。この追悼上映会の延期以来、2年7ヶ月ぶりです。再開にあたり、その上映作品を映画 『荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~』と致しました。中村哲医師とアフガニスタンの皆様の活動を描く2021年の作品です。

vol.64 映画 『荒野に希望の灯をともす~医師・中村哲 現地活動35年の軌跡~』上映会

延期|2020/09/06
東田シネマは、04月以降の上映会を延期しております。再開は、いまだ検討中です。新型コロナウイルス感染防止対策を含む新たな上映環境を検討し、今後の予定をお知らせしたいと思います。皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。

追記| 2020/06/08
会場の環境ミュージアムは再度、臨時休館となっております。06月18日まで様子を見るとのことです。これに伴い、06月の上映会も延期致します。追悼上映会の予定も決定に至らない状況です。いつも応援してくださる皆様には、まことに申し訳なく思いますが、今しばらくお待ちいただければと存じます。

追記|2020/05/18
福岡県の緊急事態宣言は解除され、会場の環境ミュージアムの営業再開(条件付き。イベント、貸室は引き続き休止)が発表されました。しかし、映画上映会は、閉鎖空間に人が集まるイベントあり、また、ご参加の皆様には電車、バスなどの公共交通をご利用も皆様も多数いらっしゃいます。感染のリスクを考えると、今しばらく状況を見て開催時期を検討したいと存じます。

追記|2020/05/04
緊急事態宣言は、05月31日まで延長されることとなりました。上映会の延期日程の判断も保留し、状況を見定めたいと思います。今後の予定は、このホームページ、Twitter、Facebookなどでお知らせ致します。

延期| 2020/03/21
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から04月24日より3日間を予定していた追悼上映会を延期致します。参加をご検討いただいていた皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。日程は、あらためてこのホームページにてお知らせ致します。



日本とアフガニスタン、自分はこの二つの異なる世界の間で、一つの輝きを垣間見た気がする。


2019年12月4日、悲しく、虚しく、やりきれない気持ちを抑えられないニュースが伝えられました。それは、アフガニスタンから。

ペシャワール会、中村哲医師の訃報でした。

東田シネマは、中村哲医師とペシャワール会、アフガニスタンの皆様の功績に敬意を表し、また、今回のことでお亡くなりになった皆様に哀悼の意込めて追悼上映会を開催します。

開催は、04月24日(金)より3日間。会場は、北九州市環境ミュージアムです。上映作品は、ペシャワール会制作の3作品を予定しております。

東田シネマではこれまで、2015年04月、2017年01月の2度、中村哲医師の活動を伝える作品を上映させて頂きました。共に多くのお客様をお迎えし、活況を呈した上映会でした。その時のご来場者の感想をまとめたものがホームページに掲載されています。

2015年04月上映会|2017年01月上映会



追悼上映会

延期|
日時:2020年04月24日(金)25日(土)26日(日)
会場:北九州市環境ミュージアム

料金:
1000円/予約一般
1200円/当日一般
0500円/大学・高校生
1000円/シニア(60歳以上)
1000円/障害者手帳をお持ちの方

*1日料金です。1回の料金支払でご来場日の上映6回全てにご入場いただけます。

上映スケジュール:
10:00|開場
10:30|56分 アフガンに命の水を ペシャワール会26年目の闘い
12:00|73分 アフガニスタン干ばつの大地に用水路を拓く 治水技術7年の記録
13:40|65分 アフガニスタン 用水路が運ぶ恵みと平和
15:20|56分 アフガンに命の水を ペシャワール会26年目の闘い
16:40|73分 アフガニスタン干ばつの大地に用水路を拓く 治水技術7年の記録
18:20|65分 アフガニスタン 用水路が運ぶ恵みと平和

▼ アフガンに命の水を ペシャワール会26年目の闘い

10:30|15:20

とにかく生きておれ!病気は後で治す。

医療支援を行ってきた中村哲医師率いるペシャワール会は、灌漑設備を計画する。そこでは、水不足が紛争の被害や貧困を拡大し、多くの人の命を危うくしていた。戦火の隣で「命の水」は乾いた大地に通るのか・・・

2009年|56分|ナレーション:菅原文太|制作:日本電波ニュース

▼ アフガニスタン 干ばつの大地に用水路を拓く 治水技術7年の記録

12:00|16:40

「百の診療所より一本の用水路を!」戦乱と干ばつのアフガニスタンで、無謀とも思える土木工事に挑んだ一人の日本人医師・中村哲。

2003年3月から7年の歳月をかけて全長25.5キロの用水路を完工、3,000ヘクタールの農地が甦った。

現地農民の自立のために近代工法を最小限に抑え、日本の江戸時代に完成した伝統工法を採用しての治水事業は、農業土木の原点とも評される。戦乱の地に真の平和をもたらすものは何か、静かに問いかける7年間の記録・・・

2012年|73分|朗読:菅原文太|監督:谷津賢二|制作:日本電波ニュース

▼ アフガニスタン用水路が運ぶ恵みと平和

13:40|18:20

アフガニスタンは、本来は豊かな国であった。2000年に大干ばつが起こるまでは、穀物自給率93パーセント、国の8割は農民であった。

1979年末の旧ソビエト軍の侵攻によるアフガン戦争、2001年の9.11テロ事件への欧米軍による報復戦争。

戦乱と干ばつの続く中で、中村医師とアフガン人スタッフは、「緑の大地計画」を企図して1,600本の井戸を掘り、更に独自の灌漑方式で長大な農業用水路を建設。砂漠化し荒廃した土地16,000ha以上を緑に甦らせたプロジェクトを、さらにアフガニスタン全土に拡大できるよう、日々奮闘し続けている・・・

2016年|65分|朗読:吉永小百合|ナレーション:濱中博久|制作:日本電波ニュース